吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

2/24 ●「落差の激しい初戦」(カープ2018)

広島東洋カープ5-11東北楽天ゴールデンイーグルス

オープン戦

沖縄市野球場(コザしんきんスタジアム)

 

勝利投手 寺岡 1勝

敗戦投手 長井 1敗

 

本塁打

(カープ)メヒア1号①

(楽天)内田1号②

 

打線は、メヒアが2安打1本塁打3打点の活躍を見せるなど5得点。

投手は、先発薮田が無得点、高橋昴が2失点と結果を出すも、終盤に長井、オスカルが試合をぶち壊して大敗。

オープン戦初戦を飾れず。

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広島及び全国のカープファンに春の訪れを告げる恒例の沖縄市でのオープン戦。

 

昨年はサビエル・バティスタの影に隠れる形になったアレハンドロ・メヒアが、挨拶の号砲代わりに見事な一発を見せて盛り上がてくれましたが、それ以上の「どでかい自爆」を長井良太と仲尾次オスカルが見せるという大変前途多難な船出と相成りました。

 

元々実績も期待も大きいとは言い難い長井に関しては「所詮は一軍のレベルではない」で片付くので良いのですが…。

問題はオスカルでしょう。

ただでさえ球団が左の補強を怠っていて人材不足の中で1アウトしか取れずに5失点というまるで考えられない大惨事を見せつけるとは一体、どういうつもりなのでしょうか?

1昨年前の今頃は期待の新人としてまるで救世主のように扱われたのは、「たんなる気の所為だった」と改めて証明した形。

それ以前に、年齢的にも実力的にも曲がり角にある投手とは思えないぐらいの危機感のなさに怒りを通り越して呆れる思いです。

更に言えば憤りをより感じざるを得ないのが、残りの左のリリーバー候補もこのオスカルと比べて突出した存在は皆無という事実。

一体、この球団は何を考えて「育成だけで左腕のリリーバーは事足りる」と考えたのか、ますます分からなくなります。

もっとも、この二人以外は打ち込まれた投手はいない訳ですから、これをもって今日のところは良しとするしかないかもしれません…。

 

打線は上述の通りメヒアが猛アピールを見せてくれました。

開幕までの完全復活は厳しい状況の鈴木誠也に加え、バティスタの故障や菊池涼介丸佳浩のコンデション不良と不安要素が一気に出てきた野手陣にあってチャンスを物にしようとする気概を感じられて頼もしい限りです。

それに釣られてか、やはりチャンスが巡ってきた下水流昴や、堂林翔太も安打を放っているのも良い傾向と言えます。

 

オープン戦の意義は「今まで戦力になってなかった選手からいい選手を探し出す」事にあると共に、「明らかに使えない選手をふるいにかける」事にもあるかと思います。

そういう点では今日は、野手に関しては前者であり左腕に関してはもっぱら後者だったという事なのでしょう。