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カープと趣味の日記

4/14 ●「主軸と主戦だけの勝利」(カープ2018)

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読売ジャイアンツ2-3広島東洋カープ

2回戦(カープ1勝1敗)

東京ドーム

 

勝利投手 ジョンソン 2勝1敗

セーブ投手 中崎 1敗4セーブ

敗戦投手 田口 1敗

 

本塁打

(C)丸5号③

(G)ゲレーロ1号①

 

先発、ジョンソンは中盤以降に失点も崩れず8回2失点。

打線は丸の本塁打で3点先制も中盤以降は好機を活かせず。

主軸の一発による得点を守り抜き薄氷の勝利。

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四球を連発して自滅する低レベルな先発ばかりを抱えるこのチームにあって、今日のクリス・ジョンソンは無四球投球。

そのテンポの良さは7時前にドームに私が到着した時、試合が既に中盤に差し掛かろうとしていた事でも分かるかと思います。

8回2失点投げて104球としっかりと「イニングイーター」としての力を見せてくれました。

しっかりとストライクを取りに行けば多少は被安打を食らっても球数は抑えられるし勝てるという事なのでしょう。

もっとも、中盤以降は明らかに疲れも見え始めてハラハラはさせられ、野間峻祥の好守と、相手の走塁ミスなどもあって何とか凌げた形でしたが…。

しかし、それでも前日に野村祐輔があのような無様な投球を見せた直後であるだけにやはりこのチームの主戦筆頭と言えるのは彼しかいないように思えます。

 

一方、打線は丸佳浩本塁打による3得点のみ。

相手が一時期はまったく打てず苦手であった田口麗斗である事から仕方ない部分はあったかもしれませんが、それでも田口がマウンドを降りた後も、好機すら作れなかったのは解せません。

また、作戦面でも疑問に思える場面もありました。

9回表の攻撃で1死1塁という場面での今日無安打の菊池涼介

最終回という事もありとにかく少しでも中崎翔太を楽にさせるために1点でも追加点は欲しかったところで次の打者は当たっている丸。

ここは犠打をすべきかと思いましたが、ベンチが強行策を選択したのはちょっと意図が判りませんでした。

しかも、相手投手の澤村拓一はバントの構えも一切見せない菊池相手にいきなり3ボールだったにも関わらず…です。

実際に犠打でなくとも、ああいう場面で揺さぶりすらかけられないのは僅差の場面での戦い方としてはあまり良い傾向とは思えません。

 

13日の金曜日」とも言えた前日の酷い試合を引きずって連敗することは避けられました。

しかし、全体的に見てそれをもたらしたには結局は主軸打者と主戦投手の個人技だけに近かったという事でしょう。

打者はともかく今日のジョンソンのように個人技に近い活躍で勝てる投手はこのチームには皆無に等しいのですから、この内容では余計にチームの今季の行く末が心配になってしまいます。

 

ところで、個人的にはこれで2016年8月以来から続くこの球場での観戦連勝記録が7となりました。

同一の球場でこれだけ連勝しているのは勿論、初めてです。

過去に年間5試合ほど言って全敗していたころを思えば夢のようですね…。

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