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カープと趣味の日記

5/4 ◯「『たんなるエアポケット』か?」(カープ2018)

広島東洋カープ0-8東京ヤクルトスワローズ

7回戦(カープ5勝2敗)

明治神宮野球場

 

勝利投手 ブキャナン 3勝1敗

敗戦投手 ジョンソン 2勝2敗

 

本塁打

(S)荒木2号④

 

先発、ジョンソンは序盤から不安定な投球で5回3失点。

打線はブキャナンの前に完全に沈黙し無得点。

中田が最後は試合を壊し完封負けの惨敗。

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ここ直近での上位チームとの相手では7勝1敗と望外の成績を納めたカープでしたが、今日はまごうことなき惨敗。

勿論、要因は相手先発、デービッド・ブキャナン。

ここまでリーグ屈指を誇る安定感に違わず、球威あるボールをズバズバとコーナーに投げ分ける投球。

その姿はまるで来日当初のクリス・ジョンソンを見るかのようでカープ打線はまったく歯が立ちませんでした。

というより、あれだけ好投手に良い投球をされると、どこの球団でも勝利を納めるのは困難でしょう。

ましてや、好投手と我慢比べで勝てる先発なんて皆無なこのチームではなおさらです。

神宮球場から帰る際にスワローズファンらしき人が「でも完投できるのはブキャナンぐらいだよ」と言っていましたが、それを聞いてむしろこう言い返してやりたかったですね。

「そもそもうちだと、完投できる投手なんていないよ!!」と。

 

では、今日はたんにブキャナンが良かっただけの試合かと言いますとそれだけでもありません。

前回の名古屋に続いてひたすら無様で惨めな姿を見せ、「由宇旅行」への切符を自ら錬成した中田廉は論外として…。

先発、クリス・ジョンソンも前回登板に続いて酷い投球。

スクイズで先制までは仕方ないにしても、その後も投手に長打に、押し出し死球と自滅同然の明らかに必要ない失点を重ねたのは頂けません。

おまけに、ザビエル・バティスタの複数回に渡るバントや打球処理のまずさもそれに拍車をかけました。

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好投手と対峙した試合では、1点の重さが違いのは自明の理なのに、投球や守備でこれでは大敗は当たり前でしょう。

 

こんな酷い試合をしていても、幸いな事に我々は首位です。

しかし、だからこそ今後は相手チームもエースや、主戦クラスを優先的に投入する事は充分に考えられます。

にも関わらず、こういうシチュエーションで、こんな試合をしてしまう以上は、連勝中の「たんなるエアポケット」のような大敗で済むとは言えないのではないでしょうか。

 

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