吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

5/9 △「報われないHQS」(カープ2018)

広島東洋カープ1-1横浜DeNAベイスターズ

7回戦(カープ4勝2敗1分)

広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)

 

先発、岡田はプロ入り初の完封まであと1死まで迫りながら失点。

打線は、失策による得点のみと再三の好機を活かせず。

2試合連続であと1死で勝利を逃す展開で、引き分けに終わる。

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先日、公開された自身が出演する某飲料メーカーのCMで、こちらが見ていて不安になってくる姿を見せつけてくれていた岡田明丈。

しかし、投球に関しては前回同様に良い結果を納める事に成功しました。

序盤のピンチを凌ぐと、中盤以降は9回を除いて1安打という好投。

8回を終った時点で球数は100を超えており、点差も1点でしたから中崎翔太を投入するという選択肢は決して間違いではありませんでした。

しかし、8回のあの圧巻とも言える投球を見れば正直、完封させたいというのもまた当然の考えでしょう。

残念ながら結果は日曜日の神宮球場同様に2死から追いつかれるという大変やりきれない結末。

最後の最後でひたすら真っ直ぐを、投げ続ける単調な投球を見せたのが仇になった形です。

 

もっとも、この残念な結果を招いた遠因はやはり2試合連続で先発がHQS(7イニング以上を2失点以内)を達成したにも関わらず、十分な援護が出来ていない打線でしょう。

下位打線に、まったくのブレーキに過ぎなかった安部友裕を外して美間優槻を投入し、好調の會澤翼を6番に上げましたが効果なし。

やはり、主軸との格差がありすぎる事と改めて感じざるを得ません。

 

また、最終的には総力戦となったこの試合で感じるのは相手リリーフ陣との戦力差。

こちらは岡田が9回2/3まで頑張ったので出した投手はいずれも勝ちパターンの4人でしたが、中崎以外全員が出塁を許す一方で、7人もリリーフを投入した向こうは出した走者はたったの4人。

与四球に至っては2とやたらと無意味に四球で走者を出しまくる事が多いこちらとは大変な違いです。

こういうのを見せつけられると、やはり長いシーズンで不利になってくるのはこちらの方と改めて思ってしまいます。