吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

7/26 ◯「素晴らしい打撃、酷い先発」(カープ2018)

阪神タイガース3-9広島東洋カープ

14回戦(カープ10勝4敗)

阪神甲子園球場

 

勝利投手 アドゥワ 3勝1敗

敗戦投手 藤浪 2勝3敗

 

本塁打

(C)丸21号②

 

打線は初回から藤浪の乱調を攻めて打者一巡の猛攻。

先発、岡田は初回から不安定な投球で、3回1失点で降板。

序盤からの継投も中継ぎ陣が耐えてカード勝ち越し。

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菊池涼介がスタメンから外れ、決して好調とは言い難い安部友裕を第約に据えたうえに、岩本貴裕磯村嘉孝を起用した打線。

磯村はともかく正直、こうまでしてプラトーンに拘る必要があったのかと思います。

更に言えば、菊池がスタメンから外れた試合の勝率は良くない傾向もあったので一抹の不安を感じたのは私だけではなかったかと思います。

しかし、その不安は相手先発の藤浪晋太郎の自滅もあったとはいえ、初回からいきなり5得点で少なくとも打撃という点では雲散霧消しました。

特に大きかったのが一気に相手を混乱に陥れた西川龍馬の打棒だったかと思います。

こうなると、前回登板で試合中盤までオネルキ・ガルシアと投げ合う事が出来ていた岡田明丈につつがなくイニングを消化してもらうだけだったのですがこの体たらく。

初回からおっかなびっくりな投球でとても初回から大量援護を貰っている投手に見えない無様な投球。

むしろリードを貰って以降の投球である分、藤浪の方が遥かにマシとすら思えてくるぐらいです。

ある程度援護点がある状況だと緊張感のない投球で自滅する傾向のある投手だったとはいえ、改めて昨年、この球場での「事件」以来の「9点差が守れない男」というレッテルは自らの手で改めて固定化したと言えるかもしれません。

 

一方で、いくらなんでも3回で降板は早すぎたとも思えます。

一番の責任は、岡田のあまりに無様で酷い投球にあるとはいえ、最近出番が異常に増えつつあるリリーフ陣に皺寄せが行くような形にするのは正しい判断だったとは思えません。

ましてや、今日は6連戦の中日ですから尚更です。

中でも2番手で見事な投球を見せたアドゥワ誠に至ってはこれで2試合連続2イニングでの登板。

本人が「疲れてない」と言っているとはいえ、あまりに雑なチームマネジメントとしか見えず、首脳陣にはもうこんな事は二度とやらないで欲しいと思えます。

 

それにしても、この得点差で投手5人投入なんてはっきり言ってギャグのレベル。

先発が試合を作れない試合がこのところ相次いでいますが、こんな事にすらなっているようでは今日でリーグ50勝一番乗りとはいえ先が思いやられます。