吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

8/2 ●「足下にある問題」(カープ2018)

東京ヤクルトスワローズ10-4広島東洋カープ

15回戦(カープ11勝4敗)

明治神宮野球場

 

勝利投手 岡田 6勝5敗

敗戦投手 原 2勝6敗

 

本塁打

(C)メヒア1号①

(S)バレンティン26号③山田哲人25号②雄平4号②

 

先発、岡田は初回に集中打を浴び5回4失点で降板。

打線は4回までパーフェクトに抑えられ終盤の反撃も及ばず。

2番手以降も投手が打ち込まれ投手陣総崩れで連勝が2で止まる。

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8月の…それも2戦目にして今日、勝てばなんと球団新記録となる優勝マジック点灯という試合。

託されたのは前回、大量援護があるにも関わらず3イニングで降板という醜態を晒した岡田明丈でしたが名誉挽回どころか初回から不信感ばかりが増す酷い投球でした。

昨日の、得点差に関係なく100球前後で唐突に集中力も球威も切れる「ソニータイマー」ならぬ「アレンタイマー」を発動させた九里亜蓮に続いて先発の質の低さが露呈した形です。

このカード既に打線の活躍により勝ち越しを決め、マジック点灯まで迫っているとはいえ、足下を見てみると、先発陣が7回完了まで持たず、ヘロニモ・フランスア始めリリーフ陣の負荷ばかり増すというバランスの悪さばかりが目につきます。

 

正直、岡田に関しては改善の見込みがないので、ローテーションから外して欲しいぐらいなのですが、その穴を埋めると目された2番手薮田和樹はそれに輪をかけた酷さで心底ガッカリしました。

6回に相手の拙攻と走塁ミスが重ならなければもっと失点していた事でしょう。

というか、こんな投手のどこを見てローテーションに復活させられると首脳陣は判断したのでしょうか?

今季に関しては昨年の「燃え尽き症候群」で、まったく戦力にならない事が改めて分かっただけかと思います。

 

一方、打線は中盤までは完全に抑えられたとはいえ、最終的に反撃して4得点でしたから好調は相変わらずかと思います。

昨日、猛威を奮ったメンバーに加えて今日はアレハンドロ・メヒアも来日初本塁打とアピールしてくれまして打線は層も質もなかなかの物になってきていると言えるでしょう。

もっとも、上記のような投手陣の事情から外国人投手を3人に増員する必要がある訳ですから近々、2軍へ戻さざるを得ないのは残念。

このメヒアの例を見るように先発陣がボロボロという状況の皺寄せが打線の質に影響を及ぼしかねない事態に発展しかねない状況です。

 

ここまで後半戦カード負け越しなしと好調の中で、かなり打線と特定のリリーフ投手の活躍に偏った最近の試合の傾向は改めて不安でしかありません。