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カープと趣味の日記

4/14(日) ●「『もっとも恥ずべきチーム』という現実」(カープ2019)

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横浜DeNAベイスターズ4-2広島東洋カープ

3回戦(カープ1勝2敗)

横浜スタジアム

 

勝利投手 井納2勝

敗戦投手 九里2敗

セーブ投手 山崎1勝2セーブ

 

本塁打

(C)鈴木6号①

(De)ロペス2号②ソト6号①

 

打点

(C)鈴木①

(De)ロペス②嶺井①ソト①

 

投手

※数字は失点

(C)九里③-レグナルト-一岡-フランスア

(De)井納①-エスコバー-パットン-三嶋-山崎

 

先発、九里は中盤に連打を浴び4回3失点で降板。

打線は鈴木の7試合ぶりの本塁打で先制後は貧打の山で3安打1得点。

打線の不振から抜け出せず球団史上ワースト記録の開幕5カード連続負け越し。

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開幕戦以降は負けに負け続けた末に遂に開幕5カード連続負け越しという球団記録が更新されました。

70年近い歴史を持つ球団においてのワースト記録ですから数年前までの暗黒期は勿論の事、食うや食わずで試合に望んでいた創成期ですらも超えた「史上もっとも恥ずべきチーム」がここに誕生したという事になります。

 

先発の九里亜連は前回同様に集中力は勿論、闘志も見られない適当な変化球でひたすら逃げ回るだけの投球で昨日の試合で負傷退場した筒香嘉智に代わって4番に座ったホセ・ロペスに感動的な本塁打をプレゼントしてあっさり降板。

今季ここまでQSはおろか5回すら持たない無様な投球を続けている以上は、もはやローテーションにいる理由はない筈ですが、そこはこの「恥ずべきチーム」の現実が立ち塞がります。

既に当分は帰ってくることはない「自分探しの旅」に岡田明丈が旅立った以上は、代わりにいれる先発ははっきり言って見当たりません。

一部ではアドゥワ誠や、中村祐太を推す声もありますが正直、大きな違いを作れる程の実力があるとは思えません。

結局のところ「他に投手がいないから」という消極的な理由で九里がローテーションにしばらくは居座る事になるでしょう。

もっとも、今日のように彼を先発ではなく「3回から4回までの最初のイニングを投げるミドルリリーフ」という捉え方をするなら比較的に潤沢にリリーフを投入しやすい日曜日ならまだ戦えるかもしれませんが。

 

打線は昨日、ようやく「決定力はともかく好機そのものは作り続ける」という基本が出来るようになっていましたがやはりここも「恥ずべきチーム」の悲しい現実。

結局、一つのきっかけを簡単に継続できる程度の能力の選手たちが揃っているならこんな記録は作らないという事でしょう。

7回に1死2塁3塁という好機で今季は不振が続くスペンサー・パットンをイニング途中で投入するという正直、良策とは言い難い相手の継投にもつけ込む事すら出来ず相手ファンにまたまた感動をプレゼントするあたり、本当にこのチームはどの投手のどういう条件でも得点するのが困難だと実感します。

最終的にまともに得点を挙げたのは昨日の幸運としか言いようがないしょぼい適時打とは異なり久しぶりに完璧な当たりを見せた鈴木誠也だけでしたがその鈴木にしても恐らくは今日をきっかけに当たりを取り戻す事はないでしょう。

チーム全体で継続性がなくひたすらみんなで足を引っ張り合う事こそが「恥ずべき記録をもつ恥ずべきチームの現実」たる所以なのですから。

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