吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

5/7(火)●「弱さしか見えない」(カープ2019)

中日ドラゴンズ6-0広島東洋カープ

8回戦(カープ5勝3敗)

ナゴヤドーム

 

勝利投手 大野雄3勝1敗

敗戦投手 野村2勝2敗

セーブ投手-

 

本塁打

(C)-

(D)-

 

打点

(C)-

(D)高橋②大島①ビシエド①阿部①平田①

 

投手

※数字は失点

(C)野村⑤-山口-藤井晧①

(D)大野雄

 

先発、野村は序盤から大きく崩れて4回5失点で降板。

打線は三塁すら踏めない貧打で無得点。

好守で圧倒され為す術無く惨敗で連勝が4で止まる。

プロ2年目山口が初登板で2イニング無失点。

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12連戦という長丁場の中で、様々なハンディを突きつけられながら勝利を収めた次の日に…というかそういう試合の次の試合だからこそこういうやる価値のない試合を見ると本当に本当に腹が煮えくり返る思いです。

前回に続いて酷い投球を見せて試合を壊した「令和最初の敗戦投手」こと野村祐輔は今日も序盤から気の抜けた怠惰な投球で早々にマウンドから逃げ出す無様な醜態を晒しました。

あれだけチームが総力を結集して勝利した試合の次の日にこういう身勝手極まりない投手を見るのは不愉快以外の何ものでもありません。

やはりというべきか、もはや彼には12連戦のローテの真ん中で投げ続けるというスタミナも気力も残っていないという事なのでしょう。

 

また、先発がQS以上の投球を見せてかつマウンドを降りた辺りで漸く打ち始めてヒーロー面する悪趣味さに定評がある最弱打線ですが、今日は追いつかない程度の反撃すら出来ない惨状で長らく低迷が続いてきた大野雄大に2年ぶりの完封をプレゼント。

こういう展開だと「相手の投手が良すぎた」とはよくあるセリフですが…そういう愚にもつかない言い訳はちゃんと先発が頑張っているうちに仕事が出来る打線があるチームだけに言う資格があるでしょう。

少なくとも、今の相手先発が投げている間は、まったく得点の予感すらしないカープの野手陣にはその資格があるとは思えません。

また、今季の恒例行事となっている「失点に繋がるエラー」はまたしても健在。

中でも酷いのが、4試合連続で自身のエラーが失点に繋がるという奇跡的なペースで相手チームに得点をプレゼントし続ける「令和のエラー製造機」こと安部友裕

もはや試合に何がしたくて出ているのかすら分からなくなった田中広輔と並んで多くのファンが「代えてくれ」と思っている選手の一人かと思いますが、あんなのでもこのチームにおいては「最高のサード」になってしまうという悲しくもやるせない現実があります。

勿論、彼がそう見なされてしまうのは守備がボロボロでも今日のように意外性溢れる打撃で長打を打てるという事もありますが、それ以前にまともな補強も育成も出来ず「本職のサードが存在しない」というチーム事情故です。

ですから今季は今後もどれだけ彼が怠惰で見ている人間を逆なでするようなエラーを犯し続けても、諦めるしかないでしょう。

 

こうして相手投手の見事さ以上に好守に渡るチームの弱さしか感じられないこういう試合を振り返って見ると5戦負け無しは本当に本当に奇跡的な出来事だったのかと改めて実感します。

そうである以上はたんなる連勝が止まった仕方ない試合以上に、明日から大型連敗が始まる予兆としか私には思えません。