吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

6/6(木)●「偉大なるかなパ・リーグ」(カープ2019)

埼玉西武ライオンズ9-2広島東洋カープ

3回戦(カープ1勝2敗)

交流戦1勝2敗

メットライフドーム

 

勝利投手 郭1勝

敗戦投手 山口1勝1敗

 

本塁打

(C)-

(L)秋山11号①山川24号②山川25号①栗山3号②外崎11号①

 

打点

(C)西川①

(L)秋山①森①金子侑①山川③栗山②外崎①

 

投手

※数字は失点

(C)山口⑤-アドゥワ④

(L)郭②平井-ヒース-マーティン

 

先発、山口は初回から打ち込まれ3回5失点で降板し、2番手アドゥワも4失点。

打線は初回に2点先制も最終的には4安打と振るわず。

攻守ともに圧倒される展開で惨敗を喫し10カードぶりのカード負け越し。

西川の連続試合安打記録は27で止まる。

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昨日、最終的にあれだけ盛り上がった試合であったにも関わらず、この惨敗。

改めて「パ・リーグに滅法弱いカープ」という図式が浮き彫りになった試合かと思えます。

「まだ1カード目だろ!!」と言う方もおられるかもしれませんが、これまでの戦績から比較的勝率では善戦できているライオンズ戦でこの結果ということは他のチームとの対戦も推して知るべしという意味で…。

 

先週、衝撃的な先発デビューを果たした山口翔でしたが、今日は1週間遅れでプロの洗礼を浴びた形。

あわやノーヒットノーランかという前回の登板が出来過ぎだっただけと言えばそれまでですが、多少の投手陣の不安を吹き飛ばして優勝してしまうぐらいに12球団屈指の猛打を誇る相手チームには分が悪かったのかもしれません。

また、ローテーション剥奪からミドルリリーフに復したアドゥワ誠も試合を落ち着かせるどころかまるでホームランを打たれる為だけにマウンドに上がったような酷い投球。

確実に先発が質も層も落ちつつあるという現実を目の当たりにした気分です。

 

打線は、一昨日昨日と固め打ちをする時はするがそれ以外はさっぱりという不安定さを今日も露呈。

今季初登板の相手先発を無死満塁にしながら適時打が出ず、その後の拙攻を見ると初回に隙きを見せなければ中盤以降まで無安打で終わっていた可能性すらあったかと思えます。

中軸が打てなかったのも勿論ですが、昨日の松山竜平に今日の長野久義指名打者があまりに頼りないのが目に付きます。

正直、彼らのような「何のために試合に出ているのかよく分からないレベルの選手」を起用するぐらいなら、共に打撃が好調でありながらポジションの関係上通常は併用出来ない會澤翼磯村嘉孝を起用しても良かったとすら思えます。

 

先発、指名打者…とかねてから懸念されていた要素をごまかせるほどパ・リーグは容易い相手ではないという事が改めて今日の試合で分かった次第です。

それにしても元号が代わって以降、カード負け越しはおろか連敗すらしていなかったチームが、あっさりひねられてしまう実力差という現実。

まさに「偉大なるかな、パ・リーグ」という思いを改めて抱かずにはいられません。

そして、同時にこの苦しい戦いがあと15試合もある事に暗澹としてしまいます。