吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

7/3(水) ●「『初物』に頼ってみたものの…。」(カープ2019)

広島東洋カープ2-6東京ヤクルトスワローズ

13回戦(カープ6勝7敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 寺原2勝1敗

敗戦投手 ローレンス1敗

 

本塁打

(C)-

(S)村上20号④

 

打点

(C)松山①坂倉①

(S)村上⑤青木①

 

投手

※数字は失点

(C)ローレンス⑥-塹江-菊池保-今村

(S)寺原②-近藤-ハフ-マクガフ-石山

 

来日初先発のローレンスは5回6失点でKOも、リリーフ陣は無得点。

打線は散発5安打で犠飛と内野ゴロの間の得点のみ。

攻守ともに圧倒される惨敗の4連敗で2カード連続負け越しが確定。

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試合前に不振の長野久義、故障の中村恭平、そして外国人枠の関係でサビエル・バティスタが登録抹消となりました。

長野に関してはニュースでも放送されるというかなり大げさな扱いをされるほど注目が集まったかと思いますが、抹消は当然の結果といえるでしょう。

何しろ再三に渡って与えられたチャンスも活かせないばかりか、好守でミスも目立ち、当初から危惧されていたモチベーションと能力の低下は明らかでしたから…。

長野と言えば「スタメンで起用してこそ真価を発揮する選手」「彼はスロースターターだから」「レフトは守ったことがないから守らせるな」などと無意味な言い訳にも似た内容の並べて擁護する「フリーメーソン」たちの声が開幕当初から上がってはいましたが…。

そんな事は私に言わせればあまりにも彼を過大評価したチームスポーツをなめているとしか思えないふざけた意見に過ぎません。

前球団からプロテクトから外され「さほど必要ではない」と見なされたに過ぎない選手を優遇して起用する義務がどこにあるのでしょうか?

守備面を考えればセンターのポジションは西川龍馬や野間峻祥が優先されるのは当然ですし、代打の起用にしても、他の選手に比べると試合を決する重大な場面を任せられていた訳ですから、そこで力を発揮できないというなら一軍で彼の居場所はないというのは極めて妥当な考えに過ぎません。

勿論、リスクを犯してまで彼を獲得した球団の決断は今も正しいと思っていますし、打線がこういう状況ですから彼の力が必要になってくる時は来るとも思います。

しかし、完全に失墜した信頼を取り戻せるかどうかは、他の二軍の選手同様に彼のやる気と能力次第でしょう。

それが見られない限りは絶対に一軍に帰って来ないで欲しいです。

 

試合に関しては…まあ先発が試合を作れなかった時点で既に勝敗は決したようなものでした。

打線も打線で、もはやあみだくじかジャンケンで決めたとしか思えない半ばヤケクソな坂倉将吾の1番起用もありましたが、「約束された拙攻」で14カードに渡ってカード勝ち越しがない相手チームに約2ヶ月ぶりのカード勝ち越しと連勝をプレゼント。

改めてこのチームが勝てそうなチームは、もはや地球上には存在しないという事が明らかになっただけでした。

ここまで弱いと何をしたところで無駄で無意味でしょうが、ところどころで若い選手や実績のない選手を起用するのは悪い事自体は悪い事ではないかと思えます。

とはいえ、既に多くのファンから在籍している事すら忘れられていたであろう愚かな先発の助っ人投手の事に関しては別に批判も擁護も必要ないですし、そもそも名前を覚える必要も無いでしょう。

何故なら、どう贔屓目に見ても、もう彼が日本のプロ野球の一軍のマウンドに立つことは二度とないのですから。