吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

7/10(水)●「避けられないモチベーションの低下」(カープ2019)

中日ドラゴンズ2-1広島東洋カープ

14回戦(カープ8勝6敗)

ナゴヤドーム

 

勝利投手祖父江2 勝2敗

敗戦投手 レグナルト4勝1敗

セーブ投手 R・マルティネス3敗6セーブ

 

本塁打

(C)-

(D)-

 

打点

(C)ジョンソン①

(D)-

 

投手

※数字は失点

(C)ジョンソン-レグナルト②-フランスア

(D)ロメロ①-祖父江-R・マルティネス

 

先発、ジョンソンは7回4安打無失点の好投もレグナルトが乱調。

打線は6回途中までパーフェクト投球を許すなど不振で相手の野選による得点のみ。

終盤の逃げ切りに失敗し逆転負けで20年ぶりの11連敗。

移籍後初スタメンの三好が初安打を記録。

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4連覇の可能性は完全に絶たれた…という事を些か感傷的に昨日は書いてしまいましたが、それでもシーズンは続きます。

というより、優勝の可能性はなくても3位以上を確保するミッションは残っていますし、何より選手には自身の食い扶持を稼ぐ必要もあります。

何よりも、諦めたところでシーズンは終わってくれないのです。

とはいえ、今日の試合はそんな事すら手放してしまっているような覇気の無さばかりが目立つ試合でした。

というより、クリス・ジョンソン以外にまともに参加してない競技を試合と呼んで良いのかどうかすら、私にはもはや分かりません。

やはり、この時期でこの成績という事実の重さは選手たちにはあまりに大きく、完全に心折れてしまった印象すらあります。

 

とはいえ、この展開は十分に予想できるものでした。

元々得意とは言い難いエニー・ロメロのような好投手が相手で、なおかつ史上最低との呼び声高い今のカープ打線では相手の調子次第ではノーヒットノーラン以上の記録を達成される可能性は十分あったからです。

そうである以上は、半ばヤケクソ気味な先発起用に応える形で、移籍後初スタメンの三好匠が大記録を防いだだけでも良しとするしかありません。

しかしながら、もはや誰が何を投げてもバットにボールは当たらず、いつまでもどこまでも好球は見逃し続けるであろう打線の事ですから、少なからずこの手の大記録を献上する日が来るのは時間の問題でしょう。

 

フィルダースチョイスという意外過ぎる形で獲得した得点を守るべく登場しながら無様にも自滅し、20年ぶりの「大記録」をファンにプレゼントしたカイル・レグナルト。

しかし、それもそれで仕方ない事かもしれません。

そもそも彼のこの1ヶ月が、僅差のリードを守るという緊迫した場面で投げる事が少なく、やりがいも喜びもないままに淡々と登板を…しかもかなりの頻度で重ねるだけの日々。

それが続いた以上はこのような緊張感のある場面を任せられたところで結果を残すというのは難しいという事なのでしょう。

それが「何もこんな大事な試合で」という気持ちも多くのファン同様に私も勿論ありますが…それもまた優勝という目標を失った弱いチームの宿命と割り切るしかありません。

それでもレグナルトがこのチームの中では優れた投手である事は、変わりはないのですから。