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カープと趣味の日記

7/24(水)○「支持率100%のジョンソン」(カープ2019)

広島東洋カープ2-0中日ドラゴンズ

16回戦(カープ10勝6敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 ジョンソン7勝6敗

敗戦投手 山本1敗

 

本塁打

(C)西川7号①

(D)-

 

打点

(C)西川①

(D)-

 

投手

※数字は失点

(C)ジョンソン

(D)山本②-藤嶋-祖父江

 

先発、ジョンソンは9回を1安打1与四球無失点で抑え3年ぶりの完封。

打線は初回に西川の本塁打と暴投で先制も以降は沈黙し2得点。

貧打もエラーも帳消しにしたジョンソンの活躍で2カード連続勝ち越しと5連勝を決める。

菊池がプロ野球史上501人目の1000試合出場を達成

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前回、前々回と壊滅状態の先発陣にあって無援護の中で試合を作り続け文字通り孤軍奮闘していたクリス・ジョンソン。

そんなジョンソンに、今日も今日で打線は初回に西川龍馬の先頭打者本塁打の後に無死1・3塁という好機を作りながら追加点は暴投による1点のみという体たらく。

試合中盤に安部友裕高校野球の地方予選でもあり得ない連続エラーでも足を引っ張られ、2回以降は半ば「1対17」の勝負に挑んでいたに等しい状況にあってジョンソンは1安打与四球1に8奪三振と来日初登板で準完全試合を達成した時を彷彿させる素晴らしい投球を見せてくれました。

最近は、露骨に周囲のプレーやグラウンドの状態に苛立ちを見せる態度の悪さばかりが目立っていた彼ですが、これだけ周囲に足を引っ張られると1周回って悟りを開いたかのようにすら見えます。

前回登板で痛打されたインサイドのボールもズバズバ決まって、相棒の石原慶幸も今日は本当に捕っていて楽しかった事でしょう。

ここまで連勝中とはいえ連投続きでリリーフ陣に疲労が溜まっていた状況も考えるとまさに砂漠の水です。

ちょうど、海の向こうの英国では彼と同じ名字の首相が誕生し世界中から賛否両論が巻き起こっていますが、同じ「ジョンソン」でも今日の広島市民の「ジョンソン」の支持率は100%である事に間違いありません。

 

そういえば、英国からやってきたカープファン一家の話題がSNSを賑わせていましたね…。

 

一方で、そんなジョンソンにここ3試合22イニングで打線が与えた援護点は僅かに4。

しかも、未だに適時打はなくうち1得点はジョンソン自身の内野ゴロからのフィルダースチョイスという悲惨な内容です。

連投続きでも素晴らしい活躍を見せたリリーフ陣よりも多少打った程度に早々にバテている当たり、本当にこのチームの打線は頼りにならないと改めて分かります。

ここに来て5連勝と波に乗ってきたように見えますが、好守の噛み合わなさは相変わらず。

正直、次の連敗のきっかけは既に出来つつあるようにすら思えます。