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カープと趣味の日記

8/28(水)●「これが本来の実力の差」(カープ2019)

読売ジャイアンツ6-2広島東洋カープ

22回戦(カープ13勝8敗1分)

東京ドーム

 

勝利投手 菅野11勝5敗

敗戦投手 野村6勝5敗

 

本塁打

(C)菊池11号①西川14号①

(G)坂本勇33号②岡本25号①亀井12号②

 

打点

(C)菊池①西川①

(G)亀井③坂本勇②岡本①

 

投手

※数字は失点

(C)野村④-菊池保②-塹江-薮田

(G)菅野②-中川-デラロサ

 

先発、野村は4回まで1安打も5回に崩れ4失点で試合を作れず。

打線は菊池、西川の本塁打で先行も中盤以降は見せ場なく2得点。

中盤以降は好守で力の差を見せつけられる惨敗。

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昨日と同様に序盤に本塁打で先行するという似たような展開でしたが、結果はまったくの真逆。

それはそうでしょう。

昨日は、気迫の籠もった投球を7回まで最後まで見せてくれたクリス・ジョンソンと異なり、野村祐輔は4回まで1安打ながら初回から四球連発と制球難。

はっきり言っていつ大量失点してもおかしくない低調な投球だっただけに5回の堰を切ったかのような失点は当然の結果と言えます。

祐輔自身は2016年の優勝に貢献しながらも、翌年以降に低迷を迎えたのはジョンソンと同じですが、その後立て直した後者とは異なり衰えにますます拍車がかかり完全に凡庸な投手に成り下がった印象すら垣間見えます。

 

また、打線に関しても昨日と同じくとにかく適時打が出ない一発頼みの頭の悪い集団に過ぎませんでしたし、そもそも試合に参加しようとする選手自体がほとんどいませんでした。

西川龍馬に代表されるように、走者がいない時は調子に乗って打つわりに得点圏で打席に立つとパニックに陥ってとんでもないボールに手を出すようなお調子者ばかりではこれまた当然の帰結かもしれません。

「危機に陥れば裏切る」

これは今季のカープのほとんどの選手に言えることと改めて理解することが出来た気すらします。

 

これらの好守の酷い選手たちに加えて更に酷かったのがベンチワーク。

特に6回の例のアレ。

一体、何をどう考えればバレーボールすらまともに打ち返せないであろう野間峻祥のような選手を逆転された直後の好機で打席に居座らせるなどという事が出来るのでしょうか。

しかも、ベンチにはアレハンドロ・メヒアなどが控えていたにも関わらず…です。

案の定、野間は打席に立つことすら恥ずかしてく耐えられないと言わんばかりのやる気のない打棒でさっさと凡退し、今季完全に好守でやる気と自信を失った事を改めて示しただけでした。

現状の選手層では仮に代打を出しても結果は同じだった可能性は高いという意見はあるかと思います。

それでも何の妥当性もない無意味な起用で「敗退行為」を働くよりはよっぽどマシというものでしょう。

 

結局のところ、今日の試合は投手、野手、ベンチの「バカの三乗」が勝手に自滅して試合をぶち壊した結果と言えそうです。

そうである以上はこれが今の相手チームとの本来の実力の差という事なのです。