吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

6/12(金)●「再び見どころが少ない試合で」(カープ2020)

福岡ソフトバンクホークス3-0広島東洋カープ

練習試合

福岡PayPayドーム

 

本塁打

(C)-

(H)柳田①

 

打点

(C)-

(H)長谷川①松田①柳田①

 

投手

※数字は自責点

(C)大瀬良③-遠藤

(H)東浜-尾形-泉-岩嵜-森

 

先発大瀬良は初回に失点すると3回にも被弾で6回3失点。

打線は僅か2安打の貧打で無得点。

見せ場が少ない試合に終始し惨敗

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例年のオープン戦同様に、この練習試合に置いても開幕直前の対戦相手はホークス。

3月にも書きましたが、ホークスとカープでは球団の規模や運営手腕、そして選手の質も層も同じ土俵の相手とは思えないぐらいに格が違いすぎて、「強い相手との対戦は良い経験」というお題目は無意味そのものです。

むしろ、その対戦はかえって選手の自信を喪失させるだけな無意味な行為にすら見えますが…今回に関しては移動を出来るだけ控えるという制約がある以上は仕方ありません。

案の定、先発大瀬良大地は持ち前の立ち上がりの悪さを露呈しましたし、打線は調子に乗りまくった一昨日の勢いはどこへやら。

僅か2安打とお話にならない内容で改めてレベルの隔絶した格上に遭遇するとダメなところしか目立たないチームだと実感させられます。

うち1本をもたらしたのは今季の特別ルールにより外国人選手登録枠が4人から5人に拡大された事で晴れて開幕1軍が確定したホセ・ピレラ。

彼は最近1番で出場し続けており、5試合連続の安打という事で球団史上初となる外国人選手の開幕1番の可能性も出てきましたが正直、あまり説得力を感じません。

インパクト抜群のメヒアと異なり1試合に1本ショボい単打をあまり試合の大勢と関係ないところで小狡く打つ程度ですし、出塁率もたいしたものではありません。

むしろ、あれだけ守備で足を引っ張るならもっと長打が期待できる選手を獲得するべきだったのではないかとすら思えてきます。

まあ、本来は菊池涼介が抜ける事前提で雇った選手という弁解は成り立ちますが…。

開幕スタメンがほぼ確定している状況で今の程度だと期待は萎むばかりでしょう。

 

投手陣においては開幕投手が確定している大瀬良は今更、練習試合程度でどうこう言うレベルではないので置いておいて…。

2番手の遠藤淳志は前回に続いて無失点の好投。

先発でもリリーフでも、結果も内容もボロボロで「誰も育っていない」と形容すべき悲惨な若手投手陣に置いて唯一の希望となりそうです。

恐らくは先発で起用するのが濃厚ですが、ミドルリリーフとしても期待は出来そう。

昨年、似たような立ち位置で活躍を見せたアドゥワ誠の復調具合によってはいい相乗効果が得られると思うのですが…

まあ、絵に描いた餅ですね。