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カープと趣味の日記

06/14(日)●「それでも確約どおりに…」(カープ2020)

福岡ソフトバンクホークス9-3広島東洋カープ

練習試合

福岡PayPayドーム

 

本塁打

(C)-

(H)-

 

打点

(C)メヒア①ピレラ①西川①

(H)上林②松田②栗原①バレンティン

 

投手

※数字は自責点

(C)森下⑦-高橋樹-塹江-薮田

(H)二保②-津森-高橋-森

 

先発森下は初回に連打で4失点を喫すると4回にも失点し4イニング9失点。

打線は初回にエラーで得た好機を攻めて先制も3回以降は2安打と沈黙。

リリーフ陣は無失点も大量失点を取り返せず開幕前最後の練習試合で惨敗。

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既に開幕ローテーションが確約されていながら前回、登板で試合を作れなかった森下暢仁は今回も初回から失点すると4回にも大量失点の滅多打ちで試合をぶち壊してしまいました。

前回、登板時にも言いましたが残念ながら彼は調整に完全に失敗してしまったと言い切って良いでしょう。

正直、これだけ酷いと開幕ローテーション剥奪も検討するべきなのですが…開幕延期に一度はチーム解散という事態にまで発展した異常事態にプロ1年目から遭遇してしまった以上、この状況は責められるものではありません。

また、残念ながらもはや彼の代わりを探す時間はありません。

従って、やはり予定どおりに開幕3戦目あたりのカードに奇跡を祈ってぶつける他はないかもしれません。

一応はボール事態の球威はある程度は出ていましたし、ところどころ目を引くような投球は見せていて少なくとも同じルーキーイヤーで優勝に貢献した岡田明丈よりは幾分マシには見えるというのもあるので…。

 

打線は昨日同様ビハインドからある程度の反発は見せてくれました。

今週に入って1番に固定されているホセ・ピレラは昨日に続いて良い活躍を見せて球団史上初の外国人打者の開幕1番はほぼ確定したように思えます。

未だにどういう特色のある打者なのか分かりかねる部分も多々ありますが、ネタ的には昨日、書いた「球界初のアフリカ出身クローザー」のテイラースコット共々楽しみではあります。

また、このピレラに限らず7番以外は開幕戦のスタメンはほぼ今日と同じになる見込み。

その7番についても恐らくは相手先発が今永昇太と思われますので、堂林翔太一塁手として入る可能性が濃厚に思われます。

まあ、今永を打つのは無理でしょうけれど…。

 

かくして開幕前最後の実戦は終わりました。

いきなり4連敗を喫するなど純粋に競技面だけを見れば、他チームと比べて調整の遅ればかりが目立ち見るべきものはほとんど皆無な2週間でした。

しかし急遽、決まった開幕に加えて移動制限付きの練習試合と前代未聞の事態に困惑しながらも特に大きな問題も出ず試合を消化出来たのは、やはり何よりです。

来週には開幕を無事に迎える事が出来ても特別ルールに加えていきなりの長期ロードと感染防止上仕方がないとは言え、到底公平とは言い難いルールで戦う事態が待っています。

前にも書きましたが、カープにとっての目標はここまでの異常事態に発展した以上は優勝などではなく日程をとにかく無事消化することでしょう。

及ばずながら私も健闘を祈りたいと思います。