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カープと趣味の日記

7/31(金)●「今度は打線の番か…」(カープ2020)

読売ジャイアン2-1広島東洋カープ

7回戦(カープ1勝5敗1分)

東京ドーム

 

勝利投手 大江1勝

敗戦投手 森下2勝2敗

セーブ投手 中川1敗4セーブ

 

本塁打

(C)西川3号①

(G)-

 

打点

(C)西川①

(G)亀井①丸①

 

投手

※数字は自責点

(C)森下②-薮田-DJ・ジョンソン

(G)畠①-鍵谷-大江-大竹-高梨-中川

 

先発、森下は6四死球と制球を乱し5イニング2失点で降板。

打線は西川の2試合連続となる本塁打で先制も今季最低の散発3安打で1得点のみ。

リリーフ陣は無失点で抑えるも拙攻が響いて7月最後の試合で惨敗。

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大半がホームゲームであったにも関わらず、ここ5カードに渡って勝ち越しが無いカープ

今月、最後の試合も既に今季の優勝が事実上決まったも同然な読売相手に惨敗し、7月は7勝15敗3分となり事実上シーズンが終了した事実を改めて思い知らされる事となりました。

今日のスコアだけを見れば僅差で惜敗に見えますが、相手先発の畠世周が5回途中に會澤翼に対する頭部死球により危険球退場するという不足の事態にも、まったく動じなかったという点で考えれば前回対戦同様に改めて両チームの格の違いを見せつけられたように思えます。

先発の森下暢仁はやはりコンディションでの不安があるのか不安定な投球の末に逆転を許したままで5回に100球に到達して降板。

とはいえ内容が悪くともそれでも2失点ですからよく投げてくれたとは思えます。

そうなると問題はやはり今季最低の3安打に終わった打線でしょう。

未だに完封負けはないものの、前のカードからこれで3試合続いて適時打はなしという状況。

先発がいずれもQS以上の結果を残したにも関わらず勝ち越せなかった事実からも分かるとおり明らかに打線の調子は落ちてきています。

特に2試合続けて3番起用ながらまったく機能していないホセ・ピレラや、得点圏での三振がもはや名物と化した7番の田中広輔に至っては、ただただ打線の足を引っ張るお荷物でしかないと断言出来る酷さ。

結局のところ、投手陣がある程度持ち直したように見えたとしても今度は打線が不調になる番になって来てしまったという事でまさに弱いチームの見本とも言える現象です。

そうである以上は、試合の度に惨敗という現状はもはや変えようがないですし恐らくこのカードも3連敗はほぼ確実かと思えます。

 

ところで、會澤翼は、グランドに入ってきた救急車で緊急搬送された2012年から数えてこれが4度目となる公式戦での頭部死球となりました。

今回はその後も試合に出場し続けて事なきを得ましたが、この「日本で1番フェイスガードが必要なプロ野球選手」とも形容するべき選手のこういう場面は、守るポジション上での役割の重大さもあり、やはりヒヤリとします。

要因としてはやはりベースに被さるように思い切り踏み込んで打ちに行く打撃スタイルにある事は言うまでもありませんが。

しかし、こればかりは本人も覚悟のうえでそれを続けていると思いますので、ある程度は仕方ない事かもしれません。

どこぞの引退後に覚醒剤で逮捕された今日の対戦相手の某元4番打者の選手のように相手投手を威嚇する訳にもいかない訳ですから…。

とにかくこのFA宣言した場合は、引く手数多の状態にあってチームに残留した「茨城の孝行息子」が故障なくプレーし続けてくれる事を祈りたいものです。