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カープと趣味の日記

08/04(火) ○「残塁の山と不可解な采配があっても…」(カープ2020)

東京ヤクルトスワローズ3-6広島東洋カープ

6回戦(カープ2勝3敗1分)

明治神宮野球場

 

勝利投手 塹江2勝1敗

敗戦投手 清水2敗

セーブ投手 フランスア1敗2セーブ

 

本塁打

(C)長野1号③田中広3号③

(S)-

 

打点

(C)長野③田中広③

(S)西田②坂口①

 

投手

※数字は自責点

(C)九里③-高橋樹-薮田-塹江-フランスア

(S)高梨②-マクガフ①-清水③-木下

 

先発、九里は被安打7の乱調で4イニング3失点で降板もリリーフ陣は無失点で抑える。

打線は、初回から毎回安打を放ちながら無得点の拙攻が続くも7回に長野の3ランで同点。

8回にも田中広輔の3ランで勝ち越して3点差を終盤で逆転して7/12以来の連勝。

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先発の九里亜連が案の定前回の好投を持続させる事が出来ず、リーグトップの打率と得点圏打率の割には効率の悪い打線は残塁の山。

得点の割に試合の進行が遅いだけのイライラするような試合でしたが、7回に長野久義の一発が全てを好転させてくれました。

今日の試合も含めてなかなか適時打が生まれない今季のカープですが、この場面ばかりは一発の大きさを知らしめてくれたように思えます。

とはいえ、続く8回に関しては不可解かつ理解に苦しむ部分が多々あったのも事実です。

まず8回表の1死1塁2塁の場面は、得点圏での三振がもはや今季の名物と化しまったく期待出来ない田中広輔には前のイニングでの菊池涼介同様に代打を出すべきでした。

また、それ以前に2塁走者の松山竜平に代走を出さないというのも単なる思考停止に近いと言わざるを得ません。

それに加えて、勝ち越しに成功したその裏の塹江敦哉の続投に関しても前のイニングでいきなり得点圏からの登板であったにも関わらず抑えた投手にイニング跨ぎを課すのは無謀かつ無神経な継投としか思えませんでした。

しかし、田中広輔は勝ち越しの本塁打を放ち、塹江もこれまで直近の登板での不振が嘘のように好リリーフを見せるなど、いずれも全て上手い具合にいってしまい試合の勝利を近づける結果となってしまいました。

そういえば、今季火曜日のこのチームが勝利するのは初であり3連戦初戦を取るのも1ヶ月ぶり。

いずれにしても、珍しい事もある…としか言いようがありません。

同じ事を次戦以降で行った場合はほぼ失敗して痛い目にあうのは目に見えていますが、ベンチがこの一度限りの成功で調子に乗らない事を祈りたいものです。