9/21(木)VS阪神●5-7(H)
9/22(金)VS読売○5-0(H)
9/23(土)VS読売○3-2(H)
9/24(日)VS ドラゴンズ●2-3×(A)
今週の成績
2勝2敗
年間成績
86勝50敗4分(優勝)
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優勝が決まって2年連続で率先して消化試合を始める栄誉を得た今週。
こうなると、注目が集まるのはプレーオフに向けての準備と個々の成績なのですが…。
いずれの観点からも何ともいえない結果となってしまいました。
まず、試合自体は読売戦こそは連勝しましたが、残り2試合はいずれも先行しながも逆転負け。
特にプレーオフで対戦する可能性が高い阪神戦に至っては、5点差をひっくり返されるという酷い試合で、本拠地での優勝セレモニーをぶち壊しにする形となりました。
この酷い試合の「主役」となった大瀬良大地は、到底二ケタ勝利からは程遠い投手である事を改めて示した形です。
その大瀬良。
明日の本拠地最終戦での先発となり再び二ケタ勝利を目指す形となりましたが、勝ち星のわりに投球内容が微妙な投手にそこまでする義理があるかは疑問です。
まあ、クリス・ジョンソンの状況次第ではプレーオフでも先発する可能性が濃厚な投手ですから出来るだけいい形でレギュラーシーズンを終えて欲しいという事ですから仕方ありませんね。
正直、他に先発ローテを代われそうな投手はいないのですから。
そう考えると、プレーオフを戦ううえで先発の駒不足は深刻に見えてきます。
もう一つ、非常に深刻に見えるのが安部友裕の登録抹消。
優勝決定試合での死球が原因だそうですが、彼を欠くとなると事実上三塁は西川竜馬一択でしょう。
小窪哲也を上げて何とか穴を埋めようとはしていますが正直、プレーオフという舞台で起用するのは二の足を踏まざるを得ません。
しかし、では小窪以外で上げられる選手は…と言われると困ってしまいます。
ラミロ・ペーニャは外国人枠の都合上起用は困難ですし、美間優槻にしてもこれまでの一軍での戦績から考えると小窪と大差はないように思えます。
こうなると、堂林翔太の名前を挙げる方もいるかもしれませんが…申し訳ないですが彼はもはや内野手ですらないので問題外です。
優勝したとはいえ先発が頼りないチームにあって、決戦を前に攻守で大きな穴が空いた形になったのは残念です。
ところで個人記録の話に戻りますと上記の大瀬良に限らず、その他野村祐輔や九里亜蓮といった投手が二ケタ勝利に王手をかけてはいます。
残りの試合数から考えると3人を無理やり二ケタ勝利投手にするのは可能でしょうが、それよりは重要なのは薮田和樹でしょう。
春先にリリーフとしてことある毎に登板した挙句、苦肉の策で起用された先発で好成績を残してくれていた訳ですからそれには報いたいところ。
恐らく土曜日あたりに先発でしょうが、それでダメなら最終戦で5回だけ投げさせて無理矢理、菅野智之に並ばせるという最終手段を使ってでも最多勝は取らせ欲しいものです。
勿論、そんな事をすれば他チームのファンからも恐らく最終戦の先発を務めるであろう野村祐輔のファンが黙っていないでしょうが…。
ここまで頑張った彼を考えるとご一考頂きたい…。