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カープと趣味の日記

3/13 ●「許されない立場」(カープ2018)

広島東洋カープ0-5北海道日本ハムファイターズ

オープン戦(カープ1勝3敗2分)

広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)

 

勝利投手 上沢1勝

敗戦投手 薮田1敗

 

先発、薮田は四死球5を記録するなど精細を欠き5回5失点と低調な結果。

打線は上沢に1安打と抑え込まれ沈黙。

失策も3を記録するなど攻守で低調な試合で惨敗。

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オープン戦も中盤に差し掛かりましたが、気がつけばカープは僅かに1勝。

とはいえ、昨年のオープン戦がブービーだったにも関わらず優勝した事を根拠に「気にする必要はない」という意見はもっともです。

しかし、今日のように内容的にも散々な出来ではさすがにそうは言えないのではないでしょうか?

 

昨年、大車輪の活躍でチームを優勝に導きMVP候補にもなった薮田和樹が今日は先発。

しかし、いきなり長打を浴びたのをきっかけに失点すると以降も四死球5を数える不安定な投球に終始し、昨年のような小気味よくストライクを投げ込む勢いもあまり感じられませんでした。

それに加えて、バッテリーを組んだ坂倉将吾のまるで眠気を誘うような単調極まりない退屈なリードもあり、さらなる失点は時間の問題でしたので案の定の結果です。

とはいえ昨年、あれだけの活躍を示した投手をこれぐらいで判断する事は出来ませんから、これまた次回で上手く立て直すのを期待するしかありません。

 

この「次回に立て直せばOK」というのは上述の「勝敗は関係ない」と同様にオープン戦の金科玉条

同じ事は、主軸クラスを並べながら上沢直之のような実績が抜群でもオープン戦で好調でもない投手にまったく刃が立たなかった試合中盤以前の打線についても言えます。

 

しかし、それらの選手が下がって以降に出た若手や中堅になるとそれは許されないでしょう。

これら若手は中堅どころの選手たちの中で目立ったのは長打を放ち、停滞を続けなかったせいぜいアレハンドロ・メヒアぐらいであとは前回同様にさしたる活躍はなしではお話になりません。

結局のところ、こういう選手がアピールしない事が「お互いに主軸が活躍しなくても関係ない試合」であっても最終的には勝てない理由なのではとすら思えます。

これは今日の打線だけではなく結局のところ高橋昴也ぐらいしか目ぼしい材料が見当たらない投手陣も同じです。

補強がなく育成の成果だけで勝負しようとする…もしくはそうならざるを得ないチームだからこそこういう「許されない立場」の選手たちがもっと結果を示さないとそろそろ厳しい予感が漂ってきそうな雰囲気を感じます。