吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

4/1 ◯「トラブルを補う」(カープ2018)

広島東洋カープ8-3中日ドラゴンズ

3回戦(カープ3勝)

広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)

 

勝利投手 大瀬良1勝

敗戦投手 笠原1敗

 

本塁打

(カープ)下水流1号①丸2号①エルドレッド2号②

(ドラゴンズ)ビシエド1号①2号①平田1号①

 

先発、大瀬良は5回1/3を2失点も足をつって緊急降板。

打線は、下水流、丸、エルドレッドの1発攻勢が効いて8得点。

3試合連続の逆転勝利で13年ぶりの開幕3連勝を飾る。

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足の張りを訴えた鈴木誠也がスタメンから外れ、ブラッド・エルドレッドを4番に回し、下水流昴を今季初スタメンで起用する事となったこの試合。

ここまで2連勝の立役者の一人を欠くというトラブルに試合前から水を差された形になりましたが、その代役である下水流エルドレッドが見事に起用に応えてくれました。

特に下水流は2年前の開幕戦で開幕スタメンに大抜擢された時はほとんど何も出来なかっただけに雪辱を果たした形。

良くも悪くも「タナキクマル」の状態が全てのチームにあって今日は、菊池涼介にも漸く安打が出て揃い踏みとなりましたが、それを更に昇華させる為には下位を打つ打者の活躍が欠かせない事は開幕2試合で証明済みです。

また、そもそも開幕戦で4番に座り活躍している時点で奇跡的なぐらいですから鈴木誠也は残念ながら今季はやはり今日のように休みながらの起用という事になるかと思います。

そういう点も踏まえれば2重の意味で下水流の活躍の価値はあるかと思います。

 

一方、オープン戦で酷い投球を見せながら最後の最後で帳尻を何とか合わせた大瀬良大地。

立ち上がりこそは素晴らしいものでしたが、以降はいつものように冴えない投球。

それでも、5回に漸く3者凡退に抑えて打線の援護が期待しやすい6回を投げ抜けば7回も視野にということでしたが、足をつって緊急降板は残念。

代わった中田廉が何とか抑えて事なきを得ましたが、ただでさえ人材不足気味のローテーションにあって少し心配にはなります。

さて、この3連戦はいずれも先発がそれなりに投げている間に打線がまとまった援護を行うという狙いが悉く的中しました。

カープの開幕戦はなんと2005年以来13年ぶりの事。

ちなみにその年、開幕2カード目であっさり負け越して以降は低迷。

交流戦での記録的な惨敗もあり、今世紀唯一の最下位に終わっています。

昨今の状態を見れば、いきなりそこまで落ち込む事は考えにくいですが2カード目の先発がいずれも大きく期待出来ない訳ですから不安にもなります。

上手くこの流れに乗ってくれれば良いのですが…。