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カープと趣味の日記

4/5 ◯「ギリギリの裏ローテ」(カープ2018)

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東京ヤクルトスワローズ4-5広島東洋カープ

3回戦(カープ2勝1敗)

明治神宮野球場

 

勝利投手 岡田1勝

セーブ投手 中崎1セーブ

敗戦投手 館山1敗

 

本塁打

(カープ)丸3号③菊池1号①

(スワローズ)畠山1号②

 

先発、岡田は中盤に捕まるも耐えて6回2失点。

打線は、丸、菊池の本塁打で加点し5得点。

最終回に中崎が被弾も凌いでカード勝ち越しを決める。

今村がプロ野球史上27人目の100ホールドを達成。

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昨日に結果も内容も散々だった高橋昴也が二軍落ちし、上がって来たのは岡田明丈。

一昨日の薮田和樹同様に不安視された初登板でしたが結果的には6回2失点。

昨年のチームの勝ち頭としては物足りない数字ですが、まともな投球が期待出来なかったオープン戦での惨状を考えれば御の字かと思います。

相変わらず、一度打たれたら止まらない持続力のなさも露呈はしましたが…。

 

打線は館山昌平の前に抑え込まれたうえに相変わらず無意味なプラトーンで下位打線のアウトを消費するかのような戦術で苦しい展開に見えましたが、丸佳浩菊池涼介本塁打で田中広輔も猛打賞と「タナキクマル」が揃い踏みで躍動。

結果、都合5得点ということですからやはり苦しい試合ほど、この3人こそが打線の中核であると証明した形です。

 

最後に登板した中崎翔太は不安を残したかに見えましたがまあ、彼の仕事は完璧に抑える事ではなく取り敢えずリードを維持して試合を終えるなので良しとするしかないかと思えます。

 

とりあえず、これでいわゆる「裏ローテ」で勝ち越しという結果には終わりました。

しかし、QSを達成したのは今日の岡田だけ。

上記のとおり、高橋昴也も二軍に落ちたので新たな先発が出てくるかと思いますが、やはり苦しい試合が続くかと思います。

そうなると、打線が…というより「タナキクマル」が好調を維持しているうちに落ち着いてくれないことには勝ち続けるのは困難と改めて感じます。

 

最後にですが、通算27人目の100ホールドを達成した今村猛

一昨日の事もあり非常に難しい登板となりましたが、よく投げてくれました。

長崎県に初めて甲子園の優勝旗を持ち帰った投手」という実績を引っさげて「未来のエース候補」としてドラフト1位で入団した彼の初先発も偶然ですが、今日と同じスワローズ戦。

これまた偶然に私も球場で観戦していましたが、スコット・シーボルの幼稚なエラーで一気に崩れて散々だった試合を今でも覚えています。

あれから8年余り。

不振な時期もありましたが、消耗が激しいセットアッパーもしくはクローザーという役割を長らく果たして得たこの栄誉。

当初、望まれた形ではなくとも幾つかのきっかけで輝ける事もある。

プロのアスリートにおけるそういう幸運さと不可思議さを感じずにはいられません。

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