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カープと趣味の日記

4/8 ●「苦手意識の萌芽か?それとも…」(カープ2018)

広島東洋カープ3-5横浜DeNAベイスターズ

3回戦(カープ1勝2敗)

広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)

 

勝利投手 京山2勝

セーブ投手 山崎3セーブ

敗戦投手 大瀬良1勝1敗

 

本塁打

(カープ)丸4号①

(ベイスターズ)筒香1号②筒香2号③

 

先発、大瀬良は初回のピンチを切り抜けるも5回に被弾し力尽きる。

打線は、堂林の適時打などで終盤に反撃も及ばず3得点。

中盤の相手主砲の爆発に屈し、今季初のカード負け越し。

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春の訪れと共に昨年同様の「苦手意識」も到来した…と1カードだけで判断は出来ないかもしれませんが、そんな事が頭をよぎるカードでした。

そう思ってしまう要素がいくらかありました。

ここまで開幕4連勝含めて、2カード連続勝ち越しであり、逆に相手は故障者が続出した影響で2カード連続負け越しだった事。

懸念された脆弱極まりない「裏ローテ」で勝ち越したにも関わらず開幕3タテを成し遂げた裏ローテであっさり連敗した事。

どうも今季もこのカードはファンにとっては面白からざる試合が続きそうな気がしてきてしまいます。

 

しかし、この敗北を単なる「苦手意識」で終えてしまうのも違うかもしれません。

試合内容自体は昨日とまったく同じ展開で「こういう試合が増えるようなら下位に低迷しても不思議ではない」と言った内容を2日連続で繰り返すという低調さ。

今日も丸佳浩本塁打を放つなど「タナキクマル」は相変わらずの威力をある程度は維持出来てはいます。

しかし、4番以降は貧弱極まりなく満を持してスタメン起用となったアレハンドロ・メヒアも起爆剤とはなり得ませんでした。

昨日もそうなのですが、劣勢でかつ勝ちパターンが決まっている相手に反撃するシチュエーションだと思った以上に使えそうな選手が少ないと感じざるを得ません。

もっとも、メヒアや堂林翔太など、終盤ビハンドで、おっとり刀で長打を放ってそれなりの結果は出ているのですから来週に期待するしかないでしょう。

 

一方の投手ですが、このチームの先発はせいぜい6回までしか投げられないほどの虚弱体質の集まりなのでリリーフの厚みが頼りですが、全体的に非常に不安定で、特に僅差で敗れている場面でビハンドを維持しきれていないのは問題です。

今日も、九里亜蓮は本職である筈のミドルリリーフとしては起用を躊躇ってしまうような内容。

一岡竜司中田廉もこの時期にしては低調な数字が並んでいます。

この2試合無失点という結果で好印象を抱かせたのはアドゥワ誠のような存在もありますが、これまた「いつ打たれるどうか?」としか思えないような内容です。

 

攻守ともに問題が浮き出てきた状況を来週は結果で覆せれば良いのですが…。