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カープと趣味の日記

4/10 ●「シーズン序盤からこの試合内容では…」(カープ2018)

阪神タイガーズ4-3広島東洋カープ

1回戦(カープ1敗)

阪神甲子園球場

 

勝利投手 藤川1勝

セーブ投手 ドリス1セーブ

敗戦投手 一岡1敗

 

打線は序盤に先制し3得点も中盤以降は沈黙。

先発、薮田は8死球と大荒れの投球で、6回途中に降板し後続も乱調。

田中広輔の致命的なエラーもあり、逆転負けで3連敗。

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前回のカードを「表ローテ」であっさり落としてしまったカープ

正直、現状明らかに力不足な「裏ローテ」でそれを立て直すのは至難の業に見えましたが、案の定でした。

薮田和樹は前回に続いて、序盤こそは相手の幼稚な走塁ミスで救われるなど無数の幸運に恵まれはしました。

しかし、それにも関わらずおよそ目を開けて投球しているのか、どうかすら疑わしいようなメチャクチャなコントロールは最後まで治らず降板。

一岡竜司の乱調や、田中広輔の考えられないようなエラーもありましたが、一番の元凶が薮田なのは明らかです。

前回に続いてこのような投球を見せた以上は、薮田は今月中には先発ローテーションから姿を消すのは時間の問題でしょう。

仮にそうでないにしてもその理由は「代わりの先発なんていない」という消極的理由だけだと思います。

それは明日の先発の名前を見れば分かる事です。

 

これに限らず、先発もリリーフも脆弱さばかりが目立つのが今季のカープですが、改めてもはやこのチームには1、2点差の僅差の試合を守り抜ける力などないと断言するしかありません。

そもそも今日、まともな投球を見せたのがノーマークに等しいアドゥワ誠ぐらいなのですから…。

 

そうなると「強力打線に期待」となるのが人情ですが、残念ながら打線も打線で勢いは完全に消え、層の薄さばかりが目につきます。

開幕4連勝を牽引したのは間違いなく「タナキクマル」でしたが、結局のところ現状の打線はそれだけで後に続いて決定的な仕事が出来る選手が皆無に近いという事です。

比較的好調に見える堂林翔太の起用はともかく、ビハンドの場面で庄司隼人のような力不足な選手を起用する辺り相手に足元を見られる思いです。

 

桜が散ると同時に攻守ともに綻びばかりが目立ってきたチーム。

シーズン序盤のこの時期に相手に勝ちを簡単に譲り渡すような試合をするようではこの先も厳しいかと思います。