吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

4/23 ●「これは実力」(カープ2018)

中日ドラゴンズ3-2広島東洋カープ

6回戦(カープ3勝3敗)

ナゴヤドーム

 

勝利投手 ガルシア 3勝

セーブ投手 田島 4セーブ

敗戦投手 大瀬良 2勝2敗

 

本塁打

(C)バティスタ2号①

 

先発、大瀬良は失策絡みなどで序盤に失点を重ね6回3失点。

打線は、「タナキクマル」の無安打が響いて2得点に留まる。

連日、接戦を落とし今季初の同一カード3連敗。

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5連勝の勢いをかって、5連敗中の相手に表ローテで挑んだにも関わらず最悪の結果となりました。

ドラゴンズファンである私の知人は「奇跡だ!」と喜んでいましたが、私に言わせればこれはたんなる「実力」の問題です。

 

打線は、頼みの1番から3番までのいわゆる「キクマルタナ」が揃って無安打で、相手先発であるオネルキ・ガルシアはここを徹底的に抑えればカープは並以下のチームである事を改めて明らかにしました。

結局のところ、ここを除けばたいして打線に迫力も厚みもないという事です。

しかも、そこで起爆剤になる選手がいないのは、悲惨極まりない数字が並ぶ西川龍馬や、美間優槻や、まともに野球が出来るのかすら怪しい鈴木誠也が未だに1軍に名を連ねている時点で分かる事です。

こういう打線では好投手相手に対峙すると打ち勝つには至らないのは当然でしょう。

当初は逆転勝ちを演出し続けた打線ですがその勢いは完全に死んだと言えます。

 

投手陣に関しては大瀬良大地が、今日もまずまずの投球でした。

しかし、それでもせいぜいQSを守るのが精一杯のレベルの低い投球。

この大瀬良に限らず、今週は先発に勝ちがついたのが中村祐太のみという事実を見れば「良くてまあまあ、悪ければ徹底的に悪い」という先発しかこのチームにはいないという事がより鮮明になりました。

また、この3連戦で決定的になったのが先発の立て直しを待たずにリリーフ陣もかなり調子を落としたと言えるでしょう。

度し難い愚行により、チームの勢いを完全に殺した「戦犯」中田廉に限らず、とにかく信頼の置けない不安定な投手ばかり。

何より、この期に及んでまともな投球が何一つ出来ない薮田和樹のような投手が未だに1軍にいるのですからこのセクションもまた「下から上げるべき投手が皆無」という事が分かります。

そもそも、こんな疲れ切った投手を接戦の場面でマウンドに上げる理由が私には理解出来ません。

案の定、四球連発で、降板で危うく試合をぶち壊すところでした。

ベンチは「投げさせながら調子を取り戻させる」という意図があるようですが、そんなものは「水素水の効能」以上に非科学的で馬鹿げた考えに過ぎません。

本当に彼の調子を取り戻させたいのなら、彼が向かうべきはマウンドではなく由宇でしょう。

 

ところで、今日はその薮田の愚行の尻ぬぐいを見事に果たしたのがアドゥワ誠。

彼が開幕1軍と聞いた時は3者連続被弾というオープン戦での心証の悪さから「なるほど。そんなにこのチームは投手が育っていないのか…。」としか思えませんでした。

なので、この日記においてもさほど言及すらしていませんでしたが度重なる登板にも関わらず未だに自責点はなしと最近の予想外の活躍ぶりでそうも言えなくなりました。

結果的には、九里亜蓮などが抜けて空白になったミドルリリーフとして良い活躍をしてくれています。

まあ、明らかに投げすぎなかつ、体力も無さそうなのでそろそろ派手に打たれる予感もしますが…九里が戻ってくるまでは何とかこのセクションを守って欲しいものです。