8回戦(カープ3勝5敗)
勝利投手 柳2勝3敗
セーブ投手 田島2敗8セーブ
敗戦投手 岡田4勝1敗
先発、岡田は制球に苦しみ6回3失点。
打線は柳を攻略できず終盤の2得点に留まる。
好守が噛み合わない展開で惨敗し同一球場5連敗。
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2015年に1勝も出来ずかつて鬼門と呼ばれたいたナゴヤドームですが、今日の惨敗で2カード連続負け越しが早々に確定し、その復活が高らかに宣言されてしまいました。
岡田明丈は出来すぎとも言えた前回以前の登板に比べるとクオリティーは遥かに低いものの、序盤から試合をぶち壊した中村祐太と異なり何とか6回3失点。
しかし打線はここまで1勝で防御率も4点台と決して好調とは言えない投手相手に中盤になってもまったく援護出来ず、試合がほぼ決まった終盤におっとり刀で得点するのが精一杯という展開。
まさにこちらの苦手意識と相手の得意意識の表れとも言える内容でますます鬼門復活という言葉がお似合いになってきます。
もっとも、これはたんなるオカルトの類のお話ではありません。
まず、昨日今日と活躍の京田陽太や、福田永将のように「シーズンの試合がカープ戦だけなら余裕でタイトルが取れそう」という極端にカープ戦が得意な選手を作りすぎでしょう。
また、このチームはご存知の通り「逆転のカープ」と呼ばれるぐらい基本的に中盤まで先発が何とか凌いで、それ以降に反撃を開始して勝利するというパターンが比較的多いチームです。
しかし、このナゴヤドームのように比較的投手有利であり、相手チームもリリーフ陣に鈴木博志のような新星を擁してある程度は整備できている状況。
そうである以上は本拠地でのような戦い方は通用しにくいのではないでしょうか。
従って、打線は6回までに4得点以上取り、先発は6回までに2失点程度でまとめる。
まずは、そういうシンプルな戦いを見せないともうこの球場では今季は1勝も出来ないと見なして良いかもしれません。
まあ、ここまで酷い内容と結果のなかでの選手やベンチの心理ではそれが簡単に出来る状態ではなくなっているでしょうが…。
