吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

5/20 ◯「再びの熱投」(カープ2018)

広島東洋カープ1-0東京ヤクルトスワローズ

11回戦(カープ8勝3敗)

広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)

 

勝利投手 九里 1勝1敗

セーブ投手 中崎 14セーブ

敗戦投手 小川 2敗

 

先発、九里は序盤のピンチを凌ぐと安定した投球で8回無失点の好投。

打線は序盤に先制も以降は再三の好機を活かせず1得点のみに終わる。

先発の好投で逃げ切り、3連勝。

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前回、同一カードで7回1失点と見事な投球を見せてくれた九里亜蓮でしたが、大きな期待は難しいと思っていました。

というのも、雨天中止が続出した結果として中14日という大変長い登板間隔が不利に働くのは今週始めに散々な投球を見せた中村祐太を振り返れば容易に想像できたからです。

ましてや九里は、中村祐太よりは場数は踏んでいるものの先発として活躍した経験が豊富でないうえに、先発よりミドルリリーフが天職の投手。

しかし、九里は前回を更に上回る投球でそんな予想を覆す事となりました。

前回の投球同様に与四球は1と強気の投球と短い投球間隔でガンガン攻める小気味良い投球で要所を抑えて8回無失点。

先発不足から先発に回った状況でこれだけの投球を2試合連続で見せてくれたのはまさに嬉しい誤算です。

野村祐輔が未だに還らず、クリス・ジョンソンも家庭の事情で登録抹消という大変苦しい先発の台所事情の中では当面はこの活躍を持続して欲しいものです。

 

前回以上の投球を見せた九里に対して、打線はこれまた前回以上の貧打で九里を援護出来ませんでした。

昨日、予想ハズレの大活躍を見せた野間峻祥は今日も2安打で、逆に昨日、無安打だった田中広輔は久しぶりの猛打賞。

しかし、肝心の4番5番が沈黙で打線が分断されてしまった状況。

どうも、サビエル・バティスタが打てなくなった今週は打線の中核のどこかで分断する要素が入ってしまっているようです。

相変わらず、相手にアウトを与える為だけに存在しているも同然の低レベルな3塁と同じく由々しき問題。

あれだけナゴヤドームで負けて起きながら最終的に勝ち越し1に今季最多の貯金11となった今週。

しかし、さすがに来週は雨天中止がこれ以上増えるとは思えませんから、先発の駒不足が顕著になってくるこの辺りが正念場になりそうです。