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カープと趣味の日記

6/23 ◯「不安しか残らない2連勝」(カープ2018)

阪神タイガース3-11広島東洋カープ

10回戦(カープ7勝3敗)

阪神甲子園球場

 

勝利投手 野村祐3勝1敗

敗戦投手 岩貞3勝3敗

 

本塁打

(C)丸10号②11号①西川2号③下水流2号②

 

先発、野村祐は中盤に打ち込まれ5回2/3を無失点で降板。

打線は丸の2試合連続弾で先制すると本塁打4本を重ねて加点。

リリーフ陣が一時3点差まで詰め寄られるも打線が突き放して2連勝。

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雨の為、開催が危ぶまれたものの阪神園芸の素晴らしい匠の技により1時間遅れで試合開始に漕ぎ着けたこの試合。

しかし、カープファンにとっては試合の開催可否以上に、昨日の1アウトを取るのに勝ちパターンの投手を3人全て投入するという失態を犯したリリーフ陣への心配の方が勝っていたかもしれません。

そして案の定、その心配は杞憂にはおわってくれませんでした。

ここまで低調な投球を繰り返した挙げ句、2ヶ月もの間戦線を離脱していた「先発陣低迷の主犯」とも呼べた野村祐輔は中盤にバテてしまってQSに到達することは出来ませんでしたが、ここまでの程度の低い投球に比べれば上々とも言える出来。

打線も昨日に続いて丸佳浩の素晴らしい活躍で先行するという理想的な展開でした。

にも、関わらずまたして先発がマウンドを降りた後のリリーフ陣が最悪な投球で昨日に続いて危うく試合を壊しかけてしまう残念な展開。

唐突な野村祐輔の降板後にワンポイントで入った飯田哲也こそは好救援を見せ「左のセットアッパー」という「とうの昔に絶滅した筈の生き物をDNA操作で蘇らせたかの如く奇跡」を見せてくれましたが、その後がいけません。

1死はおろか、まともなストライクがほとんど取れないまま1失点で降板し、直後に登場したのはまさかの永川勝浩

 

「無死走者ありで永川」というシチュエーションから過去何回も救援失敗で悪夢をファンに提供してきた(それ以上に抑えてもいますが…。)彼の「実績」を思い出して大逆転負けを覚悟したのは私だけではなかったかと思います。

結果的に自責点を全てアドゥワに押し付けて何とか2失点で収め、その後の打線のダメ押しで大差で勝利する事は出来ましたが、リリーフ全員の安定感の無さに改めて愕然とする次第です。

昨日、考えられない投球を見せたジェイ・ジャクソンと今村猛は今日は普通の投球でしたが、信頼するのはまだまだ難しいです。

また、その場合の代役とも考えられたアドゥワも今日の体たらく。

はっきり言って僅差の試合を物にする絵がまったく見えなくなりつつあります。

非常に不安しか残らない2連勝と言わざるを得ません。