15回戦(カープ10勝5敗)
大阪ドーム(京セラドーム大阪)
勝利投手 藤川 3勝1敗
セーブ投手 ドリス 1勝3敗26セーブ
敗戦投手 今村 2勝2敗1セーブ
(C)松山10号②
先発、ジョンソンは中盤に打ち込まれ5回3失点で降板。
打線は、3回までパーフェクトに抑えられるながら中盤以降で反撃し一時逆転。
勝ち越し直後の8回に今村が乱調で逆転され2連敗。
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今日は、攻守ともに非常に低調な試合で「マジック点灯」という言葉ばかりが虚しく響くかのようでした。
7月月間MVPに輝き先週も好投を見えたクリス・ジョンソンでしたが今日は先制点を貰った直後から簡単に打ち込まれる低調さ。
それでも、大きく崩れず3失点で留める辺りはさすがでしたが、5回116球3失点は寂しい限り。
また、打線も岩貞祐太相手に3回まで完璧に抑えられて、先週ジョンソンが先発した時のような援護を序盤から与えられない展開。
特に田中広輔と、菊池涼介は揃って無安打で打線を見事に真っ二つに分断していただけでした。
それに加えて失策も3つで、正直中盤から大差で負けていてもなんら不思議ではない内容だったとしか思えません。
にも関わらず、すぐに追いつき8回表には幸運な内野安打で逆転する辺りは勝負強さがどこかで残っているという事なのでしょうか?
しかし、それも一人の愚か者に全てぶち壊されてしまいました。
今村猛は一軍に復帰して3試合目の登板でしたが、見事に最低最悪な投球を見せて馬脚を現した形。
所詮は、こういう僅差の場面で投げられるだけの力は今の彼にはないという事でしょう。
この今村とジェイ・ジャクソンで占められていたカープの「勝ちパターン」が消滅してから久しいですが、未だに新たな形を見出す事すら出来ない現実を思い知らされます。
それに加えて中崎翔太もここ最近の投球は不安定でいつ大崩壊してもおかしくない状況。
正直、今のリリーフ陣で、僅差でマウンドに出せる投手はもはやヘロニモ・フランスアだけでしょう。
これだけブルペンが酷いともはや優勝マジック点灯どころではありませんね。
たかが、2連敗と侮るなかれ。
大変苦しい状況はすぐそこまで来ているのですから。