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カープと趣味の日記

8/15 ◯「3年連続優勝マジック点灯という奇跡」(カープ2018)

阪神タイガース4-6広島東洋カープ

16回戦(カープ11勝5敗)

大阪ドーム(京セラドーム大阪)

 

勝利投手 九里6勝3敗

敗戦投手 才木3勝6敗

 

本塁打

(C)鈴木22号②會澤10号①

 

打線は3回に丸の適時打で先制点を上げると鈴木の本塁打などで6得点。

先発、九里は先制直後に失点し7安打を浴び5回2失点。

最終回に中崎が崩れるも何とか逃げ切り連敗を2で止める。

球団史上初となる3シーズン連続での優勝マジック「32」が点灯

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先週から点灯の可能性がありながら足踏みしていた状態でしたが、遂に球団史上初となる優勝マジック「32」が点灯となりました。

昨年リーグ2連覇した時も思いましたが、ほんの数年前に「カープは3年連続で優勝マジックを点灯させる」なんて言っても単なる頭のおかしい奴ぐらいにしか思えないチームでしたから本当に本当にこれは奇跡的な事。

私のような常に嫌な予感を抱えながら試合を見ているへそ曲がりなペシミストにとってこの事態にただただ驚き戸惑うばかりです。

 

もっとも、この「奇跡的」という言葉にはもう一つの意味合いもあります。

 

試合の内容的に「こんな戦い方のチームがこれほど早く優勝マジックを点灯させる」という事への皮肉として…。

 

先発の九里亜蓮は毎週日曜日に投げる先発投手がどいつもこいつも酷すぎたせいかたいして目立ちませんが、それに負けないぐらいに酷い投球をここまで繰り返して来た投手。

ここ5試合で17失点に防御率4.70 WHIP1.47と、これだけ壊滅的な投手が未だにローテーションにいて5勝上げている事は優勝マジック点灯以上の奇跡であり、不条理としか言いようがありません。

今日も、纏まった先制点を貰った直後にあっさり2失点を喫し、大逆転を許すのも時間の問題としか思えない投球。

最終的に5回途中で100球に到達したにも関わらず件の「九里タイマー」も発動せずにまとめはしましたが、「強烈な打線なしでは存在しえない先発」という思いは新たになりました。

それに輪をかけて酷かったのが、最終回に登板の中崎翔太

4点差あるにも関わらず今日も酷い投球で2点差に迫られる惨状は呆れるばかりです。

そもそも「セーブ機会でないと安心出来ないクローザー」なんて果たしてクローザーと呼んで良いのか甚だ疑問としか思えません。

正直、このまま大きな破綻なくシーズンを乗り切るのは難しいような気がします。

どこかでリリーフ陣の再編は必要かと思いますが、それをするにしてもアドゥワ誠や、ヘロニモ・フランスアのように明らかに登板過多な投手がいる以上はそれも難しいでしょう。

 

こういう冴えない内容かつ、状況でも優勝マジックは点灯する。

改めて何とも奇跡的な事です

 

…まあ、3日後には消える可能性もありますが。