17回戦(カープ11勝6敗)
広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)
勝利投手 九里7勝3敗
セーブ投手 中崎1勝29セーブ
敗戦投手 風張2勝4敗
(C)會澤11号①西川5号③
(S)バテンティン32号③
投手陣は九里は序盤に失点を重ね6回4失点の内容もリリーフ陣が無得点。
打線は相手のミスと會澤と西川の一発攻勢もあり2度逆転に成功。
中盤以降は凌いで何とか逃げ切り優勝マジックを「26」とする。
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昨日の完全に疲弊し崩壊したリリーフ陣の姿を見ると、今日の試合は継投に入った7回からは悲惨な結果は容易に想像できたので、試合を見る気力がおきませんでした。
先発、九里亜蓮も当たるべからずの勢いの打線が相手とはいえ、初回からストライクゾーンで勝負出来ない逃げ回るような情けない投球に終始。
中盤、100球を超えたら発動する「九里タイマー」こそ不発でしたが、6回までマウンドにいたのは奇跡としか言いようがない内容。
また、既に崩壊した筈のリリーフ陣も結果的には7回を一岡竜司、ヘロニモ・フランスア、そして中崎翔太が無失点で凌いではくれました。
とはいえ、九里にしても中崎にしても防御率もWHIPも今の任務に引き続き従事させられるものではないぐらい悲惨極まりないものです。
というより、なんでこういう数字の投手が7勝もあげたり、無敗で29セーブも出来ているのか理解に苦しみます。
明日以降も正直、状態は出たとこ勝負といったところで当分は安定しない事が予想されるでしょう。
投手陣が上記のような状況なので頭部死球以来初のスタメンとなった會澤翼の帰還は大きかったかと思います。
もちろん、投手陣を引っ張るリードという点…ではなくとにかく切れ目なく打ち続ける事でしか勝つ見込みのないチームの下位打線を充実させるという点で…。
この會澤がスタメンに名を連ねている事と、下位打線が4打点も挙げた事は決して偶然ではないでしょう。
もう本当に「相手が諦めてくれるまで殴り続ける」というこれまでの戦い方を更に先鋭化させるしか今のチーム状態では勝てない。
そういう点では下位打線の充実はそれこそチームの死活問題にすらなってくるかと思えます。