吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

9/15 ●「『YAGI』の呪い」(カープ2018)

広島東洋カープ5-7中日ドラゴンズ

25回戦(カープ11勝14敗)

広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)

 

勝利投手 笠原5勝3敗

セーブ投手 佐藤1勝2敗5セーブ

敗戦投手 大瀬良15勝7敗

 

本塁打

(C)丸36号③

(D)アルモンテ14号②平田8号①

 

先発大瀬良は3回に集中打を浴びるなど7回6失点と試合を作れず。

打線は一時5点差を追いつくも逆転の好機を活かせず。

終盤の接戦にまたしても競り負けてドラゴンズとの最終戦を惨敗で終える。

優勝マジックは「6」と変わらず。

---------------------------------------------------

2017年までドラゴンズに在籍した八木智哉という投手をご存知でしょうか?

2015年にカープ戦のみで異常な強さを発揮し、その猛威の前には黒田博樹でさえも屈した恐ろしい投手です。

その活躍ぶりと不思議なくらいにカープ戦以外での弱さから「カープだけキラー」の名を欲しいままにしました。

その恐ろしさは2016年にカープが25年ぶりに優勝した年でさえ唯一登板したカープとの試合でも好投を見せる徹底ぶり。

正直、今となってはあの年カープが優勝出来たのは彼が故障でシーズンを棒に振ったからではないかと思えるぐらいです。

 

で、なんでそんな投手の名前をいきなり持ち出したかと言いますと、今季のカープはとにかくドラゴンズには勝てない…というか、ドラゴンズが何故かカープ以外にはあまり強くないという不思議があるからです。

こんなにも粘り強く強靭なチーム相手にどうして他球団は勝ち越せたのか?

スワローズに至っては6点差をひっくり返したのか?

はっきり言って理解できません。

昨年、引退した投手の強烈な「呪い」を受け継いでチームまるごと「カープだけキラー」と化したドラゴンズ。

かつて109年に渡ってシカゴに君臨した「山羊(ビリーゴート)の呪い」ならぬ「YAGIの呪い」とでも言えば良いのでしょうか?

 

…という与太話はここまでにしておいて。

 

これで同カードは、最近6試合中5敗という惨憺たる結果。

最多勝争いをしている主戦投手を投入して惨めに敗れた以上は、今日は改めてドラゴンズには歯が立たないという事を改めて証明する事になったと言えるでしょう。

5回終わった時点で既に5失点もしていたた先発投手を球数が少なく最多勝争いとの兼ね合いもあったとはいえしつこく引っ張り続けたベンチのミスというのは勿論あります。

しかし、それ以上に苦手な相手の主軸にあまりにも打たれまくった今季の投手陣全体の学習能力のなさはもっと問題でしょう。

もはや私にはカープの投手陣相手だと明らかに相手の打者たちは余裕の上から目線で見下してきているようにしか見えなかったです。

 

6連敗中も書きましたが、まだまだポストシーズンの事を考える時期ではありません。

しかし、現状の混沌とした3位争いを眺めるとどこが来てもおかしくない状況なのも確か。

そうである以上は、良いイメージだけを相手に与えるだけのこのような瑕疵は出来るだけ作らないに越した事はないのですが…。