吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

3/9(土)◯「広がる明暗」(カープ2019)

カープ12-5ベイスターズ

オープン戦(カープ4勝1分)

福山市民球場

 

勝利投手 大瀬良2勝

敗戦投手 京山1敗

 

本塁打

(C)鈴木2号④

(BY)ソト2号①

 

打点

(C)菊池②西川②坂倉①會澤①鈴木④メヒア①曽根①

(BY)ソト①柴田①宮本①楠本①伊藤光

 

投手

※数字は失点

(C)大瀬良③-矢崎①-菊池保-今村①-一岡-中崎

(BY)京山⑧-中後②-坂口②-砂田

 

先発、大瀬良は初回から一発を浴びるなど5回3失点で、後続も失点を重ねる。

打線は3回に安倍のオープン戦初安打をきっかけに逆転するとその後も得点を重ね12得点。

投手陣がオープン戦最多失点の一方で、打線は最多得点で逆転勝利しオープン戦4連勝。

------------------------------------------------------------------------------------

今季唯一、カープの試合が開催されるだけあって超満員となった福山市民球場でのオープン戦。

オープン戦最多かつ今季初の二桁得点とド派手な試合になっただけに詰めかけたファンをおおいに喜ばせたかと思います。

特に先週に続いて素晴らしい本塁打を見せてくれた鈴木誠也と、打率が0.800と天文学的な数字に到達してしまうぐらいにオープン戦通して好調の會澤翼の充実ぶりは逆に良すぎて心配になってくるほどレベルです。

また、ここまで空白地帯とも言えた3塁に関しても不振を極めた安倍友裕が漸く待望の安打を放ったかと思えば曽根海成も続いた事でとりあえず人心地つけた印象。

とはいえ、今日の相手投手陣は先発の京山将弥を始め、主戦クラスとは言い難い投手ばかりですから話半分で見ておくというのが今は良さそうかもしれません。

何より坂倉将吾が力ない犠牲フライで打点こそおっとり刀で挙げたものの攻守で拙さを見せるなど、若手中堅に関しては一旦諦めざるを得ない段階になってしまったようですし…。

 

一方、投手陣は打線とは打って変わって不安ばかりがますます増大するかのようです。

前回2試合でいずれも初回に失点した大瀬良大地は今日も学習能力なく初回に失点し、その後も打ち込まれて5回3失点という酷い結果。

確か彼は前回登板後に「試していた事が上手くいかなかった」などと呑気な事を言っていましたが、そもそもこの酷さでは彼が一体何を試そうとしたのかすら私にはさっぱりわかりません。

現状、オープン戦を通して見ても一応アピールが出来ている若手・中堅が床田寛樹のみで昨年以上にレベルの低下が著しいカープのローテーション争いですが、それをクリス・ジョンソン共々引っ張る筈の投手としてはあまりに頼りない姿でしょう。

おまけに野村祐輔に至っては全国的に見てもたいしてレベルが高いとは言いがたい広島の社会人野球連合との試合であっさり失点を喫している状況。

正直、まともローテーションを組めるのかどうかすら危うくなってきているようにすら思えてきます。

そう考えると今日は大勝であると共に、投打で明暗が分かれてしまったと言えるかもしれません。