吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

3/23(土)●「妥協に終わりそうなローテーション争いと3番とセンター」(カープ2019)

福岡ソフトバンクホークス5-2広島東洋カープ

オープン戦(カープ8勝4敗3分)

福岡ヤフオクドーム

 

勝利投手 ミランダ3勝

セーブ投手 森3セーブ

敗戦投手 九里1敗

 

本塁打

(C)-

(H)柳田3号①

 

打点

(C)バティスタ①菊池①

(H)牧原①今宮①柳田①釜元①川島①

 

投手

※数字は失点

(C)九里③-ヘルウェグ①-中田①-一岡

(H)ミランダ②-川原-モイネロ-加治屋-森

 

先発、九里は初回から不安定な内容で5回3失点。

打線は序盤に2点を先制するも中盤以降は沈黙。

投打に精細を欠く内容で惨敗。

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日本シリーズで盗塁を阻止されまくっていた甲斐拓也相手に田中広輔が漸く盗塁を決めた事をきっかけに適時打とカープファンの溜飲を下げるような先制点を挙げる事が出来ましたが…どうやら試合全体で見れば何の意味もなかったようです。

 

先発の九里亜連は初回から集中力の欠片も見られない適当な気の抜けた投球に終始し5回3失点ながら被安打7与四死球4と3失点で済んだ事が奇跡としか言いようがない酷い内容でした。

何より悲惨なのはオープン戦通じて悲惨な結果と内容だったこんな投手でも開幕ローテーション入り確実になってしまうという現実。

開幕投手を確実視される大瀬良大地を始め、クリス・ジョンソン、野村祐輔と核となる3人もオープン戦通して微妙な内容である事に加えてそれ以降に続く投手が今日の九里と実績が皆無な床田寛樹のみと、まともなローテーションを組む見込みもないままで開幕を迎える事になりそうです。

 

打線はいよいよ3番に入れられる選手がいなくなった末に据えられたバティスタが最小限の活躍を見せてはくれました。

こういう鈍足かつフリースインガータイプの選手が様々な役割を求められる3番をしっかり務められるとは思えませんが、開幕3番はおろかスタメンの可能性すら消えた坂倉将吾や西川龍馬に比べれば遥かにマシという事なのでしょう。

また、ここまで低レベルな争いに終始しているセンターでも遂に肩に不安がある長野久義がスタメンを務める事になりまったく若手が台頭しなかったオープン戦という印象を強める事となりました。

その長野にしても今日を含めて低調な打棒に終始していて、実績がある選手とはいえこうも打てないと不安しか出てきません。

近年、出場機会が減少傾向にあった事からもコンディション的に問題を抱えていると言えそうです。