3回戦(カープ1勝2敗)
勝利投手 ロメロ1勝
敗戦投手 岡田1敗
セーブ投手 鈴木博2セーブ
(C)-
(D)福田1号①京田1号①
打点
(C)バティスタ①安部①
(D)福田①京田①
投手
※数字は失点
(C)岡田③-中田-レグナルト-島内
(D)ロメロ-又吉-ロドリゲス-鈴木博②
先発、岡田はところどころで崩れながら5回2/3を3失点。
打線は初対戦のロメロの前に封じられ8回まで無得点。
最終回に1点差まで詰め寄るも序盤の拙攻が響き惨敗でカード負け越し。
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最終回にそれらしい反撃は見せましたが結局「追いつかない程度の賑やかし」に過ぎず、6シーズンぶりの開幕2カード連続負け越しが確定しました。
先発の岡田明丈は試合を作れるか以前にそもそも1軍で投げて良いレベルなのかすら疑わしい投手ですが、今日は相手の拙攻に助けられて何とか6回まで投球。
しかし、案の定最後は力尽きて2死から満塁の走者を残して中田廉に引き継ぐというここ2年ほどファンには見慣れた「様式美」を披露。
一応、直球こそ150km前後は出ていましたが、あの整備不良のピッチングマシーンを思い起こさせる醜い投球フォームと同様にコントロールの悪さは相変わらず。
恐らく次回は普通に打たれるかと思います。
一巡した先発ローテーションの投手全員が5回まで一応マウンドに立っていたにも関わらずこのような結果という事はこれまで大きな武器となっていた打線の威力が衰えている証左でしょう。
とはいえ事は「丸佳浩の抜けた穴は大きかった」という単純な事ではありません。
むしろ開幕戦から好調でこのカードで3番を努めた野間峻祥はクラッチヒッターとしてはともかくチャンスメーカーとして考えれば抜群の働きを示してくれています。
にも関わらずこのカードで適時打がたった1本しか出ていません。
その要因は彼と鈴木誠也の周囲の2番5番にあるかと思います。
菊池涼介は昨日こそ猛打賞と打てていない訳ではありませんが、ここまで田中広輔が塁にいる場面でしっかりと3番以降に繋ぐという活躍は皆無。
1番から3番がしっかりと連動していたのが昨年のカープだった訳ですから、その真ん中を打つ選手がこうも雑では困りものです。
しかしそれ以上に、問題なのは5番でしょう。
ここまで松山竜平とサビエル・バティスタが努めていますが、どちらもバットにまともにボールを当てる事すら叶わず、はっきり言ってどちらが打席に立っても結果は同じにすら見えるぐらいの酷さ。
確かに最終回でバティスタがおっとり刀で適時打を放ちましたが、あれは単に相手の投手が勝手にパニックになった挙げ句、置きにいったボールが適当に振り回したバットに命中しただけにしか私には見えませんでしたし、序盤での酷さを考えればこれで復調なんて思えません。
これと同じように打線全体で見ても今日の最終回の反撃が明日に繋がるなんて考えるのはあまりに甘すぎるというものです。
そもそも、序盤に打線が繋がらないという似たような展開で敗北を積み重ねている以上はそんな要素など皆無かと思えます。