吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

4/19(土)◯「報われた『一人試合』」(カープ2019)

広島東洋カープ2×―1横浜DeNAベイスターズ


前回に続いて相手勝ちパターンから同点に追いついた末に最後は會澤翼が決めて今季初のサヨナラ勝ちとなりました。
とはいえ、ヒーローインタビューが會澤一人というのは少し違和感があります。
というのも、打線は相手先発、今永昇太に結果的には2試合連続で無得点に終わり先発の大瀬良大地が一人で試合をしていたも同然だったからです。
再三ピンチを招くなど、あまり調子が良くなかったとはいえ大瀬良が何とか抑えていなければ試合は先週同様に一方的な展開になっていたでしょう。

また、その8回の同点劇や10回の逆転サヨナラの結末にしても、打線の勝負強さよりも相手ベンチのミスに負うところが多かったように思えます。
仮に相手ベンチが球数が100球過ぎたばかりの今永を8回も続投させたら、もしくは8回2死満塁から登板したスペンサー・パットンを打席に立たせた末に10回まで投げさせるという不可解極まりない起用がなければ結果は違っていたでしょう。

それにしてもこれでようやく今季初の連勝。
しかも、カード初戦を勝利するのも開幕戦以来です。
結果的に優勝したから当たり前とはいえ、昨年の4月は開幕カードから連勝していた訳ですから現状はこれまでと雲泥の差だと改めて実感します。
何より、今日の大瀬良のような投球を脆弱極まりない先発陣に毎試合求めるのは不可能というもの。
サヨナラ勝ちはカタルシス溢れる素晴らしいものですが、そういう展開を求めなければ連勝できないという事実に大変な重さが残ります。