吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

6/16(日) ○「解決策たり得ない」(カープ2019)

東北楽天ゴールデンイーグルス2-4広島東洋カープ

2回戦(カープ1勝1敗)

楽天生命パーク

 

勝利投手 ジョンソン6勝4敗

敗戦投手 岸2勝1敗

セーブ投手 フランスア4勝2敗2セーブ

 

本塁打

(C)-

(E)-

 

打点

(C)バティスタ②西川①會澤①

(E)ブラッシュ①島内①

 

投手

※数字は失点

(C)ジョンソン②-中村恭-レグナルト-フランスア

(E)岸③-ハーマン-青山①-高梨-森原

 

先発ジョンソンは序盤に2失点も6回2失点でリリーフ陣も得点を許さず。

打線はバティスタの2本の適時打で追いつくと中盤に西川の適時打で逆転。

投手陣が耐え抜いて接戦を制し、連敗を3で止める。

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引き分け挟んで3連敗に加えて、1週間未勝利というどん底の状態のカープ

今日も、打線が奮わず先発の立ち上がりもいまいちという惨状でしたが、運良く勝利を掴む事に成功しました。

異論はあるかと思いますが、適当にバットを出した西川龍馬の当たりが何故か適時打になったり、一打同点の場面の8回に相手走者がスリップしたりという出来事があった以上は運以上に勝利に貢献した要素があるとは私には思えません。

とはいえ、その運を掴む要素を見せたのはやはり投手陣の奮闘でしょうか。

先発のクリス・ジョンソンは試合開始前から降りしきる雨に案の定不機嫌な表情を隠さない幼稚な態度と投球を見せた時は先が思いやられましたが、失点した3回以降は無安打で天気の回復と共に機嫌もどうやらよくなったようでした。

また、逆転直後の1点差で中村恭平が登場した時は目を疑いましたが、8回のカイル・レグナルトの投球に比べても遥かに安定した投球を見せてしまうのですから分からないものです。

何しろ、私は彼に対しては3年前から「戦力外になって然るべき」と断言して戦力とは見なしていなかったのですから。

私の見る目がないと言えばそれまで何でしょうが…この予想外過ぎる最近の活躍ぶりは何とも薄気味の悪さすら感じてしまいます。

もっとも、私には彼がこの良い状態を今季最後まで続けられるとは到底思えませんけれども…。

 

一方、週初めの「吉田ショック」から立ち直れない打線。

今日はサビエル・バティスタを7番に下げ3番に西川龍馬をそして、5番指名打者會澤翼を投入するという組み換えを見せました。

特に會澤を指名打者で起用した為に途中で指名打者解除をしたという事は、今日のような僅差の試合では不利な状況を自ら作っている側面もあるので、なかなかのギャンブルではありました。

しかし、今日のその組み替えた3番5番7番が、それぞれが適時打を放ち交流戦初の二桁安打も記録したので一応、成功したかのように見えます。

しかし、猛打賞に適時打2本のバティスタや同じく猛打賞の會澤はともかく、西川の3番は上記の通り、止めたバットに当たったボールが外野まで転がっただけの運だけに頼ったセコい適時打1本だけである以上はそうとも言い切れないでしょう。

また、1番4番がまったく試合に参加出来ておらず全体的に見ればやはり拙攻が目立った部分を眺めるとこのような打順変更も解決策たり得なかったという事です。

にも関わらず、ヒーローインタビューに呼ばれて「父ちゃん俺やったよ」などとほざける西川の神経が正直、私には理解出来ません。

大型連敗の始まりという私の予想はあっさり覆されたのは何より。

しかし、それでも来週以降も非常に苦しい試合が続くのは恐らく確実でしょう。