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カープと趣味の日記

6/18(火)●「最弱決定戦の果てに」(カープ2019)

広島東洋カープ2-6千葉ロッテマリーンズ

1回戦(カープ1敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 田中4勝

敗戦投手 中崎2勝3敗8セーブ

 

本塁打

(C)西川3号①

(M)-

 

打点

(C)西川①安部①

(M)中村奨②清田①鈴木①高濱

 

投手

※数字は失点

(C)九里①-一岡-中村恭①-レグナルト-フランスア-中崎④

(M)涌井②-ブランドン-酒居-益田-田中-西野

 

先発、九里は5安打2四球の苦しい投球で5回1失点。

打線は再三の好機を活かせない拙攻で2得点に留まる。

延長11回に中崎が打ち込まれ惨敗で総力戦を落とす。

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交流戦に入ってからすっかり4月に見ていて時と同じ光景が戻ってしまったカープ

今日は同じく交流戦で低迷が続くマリーンズとの交流戦最弱決定戦に挑みましたが、敢えなく返り討ちにされ交流戦最弱の座を確固たるものとしてしまいました。

ついでに言えばリーグ首位からも陥落。

もっとも、これに関しては4月にあれほど低迷したチームが首位にいた事自体がおかしな事ですから、さほど惜しむようなものではないでしょう。

とはいえ、これだけチーム状況が酷いと首位以前に3位以上すら危ういと思えます。

 

「他に投げられる投手がいないから」という後ろ向きな理由の割に先発九里亜蓮は前回登板に続いて、そこそこ頑張ってくれたとは思います。

7連戦の初戦に5イニングで降板は納得いかないファンもいるかと思いますが、例のごとく100球超えたら発動する「九里タイマー」を回避するうえでは仕方のない事でしょう。

そもそも、これだけスタミナと集中力に持続性がない投手を無理やり先発で投入している事実そのものがこのチームの衰えの証なのですから…。

 

結果的に失敗に終わったばかりかまたしても、無意味にヘロニモ・フランスアを消耗するだけになった早めの継投でしたが、それ以上に問題なのはやはりその投手陣が耐えている間に追加点を挙げる事が出来ないばかりか、防御率4点台や3点台後半のリリーフ投手たちに簡単に捻られた打線でしょう。

現状でチームの平均打率は低迷続きで21世紀最低打率を残す野手への道を驀進する田中広輔と競り合う程度にまで落ち込んでいます。

特にここ5試合で3安打と低迷を続け、今日も3度の得点機会に手も足も出なかった鈴木誠也の酷さは目を覆うばかりです。

特に3度目の得点機では前の打者のサビエル・バティスタを歩かされるという屈辱を受けたにも関わらず無気力とも思える適当なスイングで三振と、あまりの酷さに故障の疑いすらあるように私には見えます。

この問題に比べたら延長11回に打ち込まれた「戦力になってないのに一軍に何故か居座っている」投手の事など取るに足らない些細な事でしょう。

 

とにかく5割で乗り切れば御の字と言われた交流戦も6試合残して早々と負け越しとなるのは決定的となりました。

もはや現実的な目標は現状ある勝ち越し7以上を守る程度のことでしょうが、明日の試合の結果によってはそれすら危ういかもしれません。