2回戦(カープ2敗)
勝利投手 岩下3勝1敗
敗戦投手 大瀬良6勝4敗
セーブ投手 益田2勝4敗14セーブ
(C)-
(M)中村奨10号①荻野4号①田村2号①レアード20号①
打点
(C)高橋大①松山①田中広①
(M)中村奨①荻野①田村①レアード①菅野①田村①
投手
※数字は失点
(C)大瀬良⑥-島内-遠藤-菊池保
(M)岩下③-唐川-益田
先発、大瀬良はプロ入りワーストの4被弾含む6回0/3を6失点でノックアウト。
打線は、連日の貧打で8回に反撃も及ばず3得点。
攻守ともに低調な試合に終始し、2連敗で交流戦負け越しが確定。
高橋大がプロ入り初打点を記録。
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ここまで半ば崩壊している先発陣を支え続けていた大瀬良大地。
他の先発が不甲斐なく打線の援護もほとんどないという状況が続き、まるでかつての前田健太や、黒田博樹のような状況に陥りつつありましたが、遂に耐えられずに崩れました。
プロ入りでは自己ワースト記録となる4本の被本塁打…しかも、伝統的に本塁打が少なく長打力があるとは言い難いチーム相手ですから今季最低最悪の投球と呼ぶのに異論は少ないかと思えます。
もっとも、ここまで実に11ものQSを達成してきた投手ですから、ここで非難するのはお門違いというもの。
まあ、次回はまた頑張ってとしか言いようがありません。
一方、勢いを完全に失うどころか、無様な数字ばかりが並び「浜辺に打ち上げられた死んだ魚の群れ」の如く腐臭すら放つ醜い打線は、よりによって「21世紀最低打率野手候補」を1番に据えるというおよそ「まとも」という言葉とは対極的としか思えない起用もあり、またしても世間の嘲笑を買うことに終始しました。
高橋大樹の起用はともかく一体、何を考えたらこんな反知性主義ともいえる間抜けなアイデアが出てくるのか理解できません。
あまりの連敗のショックからベンチの面々は全員ロボトミー手術でも受けたのでしょうか?
それに加えて守備においても鈴木誠也の半ばヤケクソ気味の暴投で失点という無様なミスで恥の上塗り。
改めて4月のあの無様で惨めな姿に戻った事を、スタジアムを満員に埋めたファンに思い知らせる事となりました。
「誠也と同期で上位指名の失敗作の方」こと高橋大樹による今更としか言いようがないプロ入り初打点などで試合の大勢が決してから追いつかない程度の反撃は見せましたが、あまりにも無意味で白けきった印象しかありません。
こうして大瀬良の乱調でローテーションは崩壊し、打線も試合に出ない方がマシな選手ばかりという状況に陥ったカープ。
チームが攻守ともに完全に崩壊するというのはこういう事だと実感します。
まあ、この状況は既に4月にも見た訳ですから賢明なファンには慣れたものかもしれませんが。