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カープと趣味の日記

6/21(金)○「『出来ない事を押しつけるな』という事」(カープ2019)

広島東洋カープ4-5オリックスバファローズ

1回戦(カープ1敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 エップラー3勝2敗

敗戦投手 フランスア5勝3敗2セーブ

セーブ投手 ディクソン2セーブ

 

本塁打

(C)西川5号②

(Bs)吉田正12号②

 

打点

(C)バティスタ①西川②會澤①

(Bs)中川①若月②吉田正

 

投手

※数字は失点

(C)山口②-島内①-中村恭①-レグナルト-フランスア

(Bs)山岡④-海田-エップラー-ディクソン

 

先発山口は4四死球含む4回2失点で降板しリリーフ陣もリードを守れず。

打線は、西川の本塁打や會澤の適時打で一時勝ち越しも終盤の犠打のミスが響いて4得点。

最終回にフランスアが逆転弾を浴びて交流戦全カードで初戦敗北。

田中広輔の連続試合出場記録が636で途絶える。

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ようやく今季の交流戦で初の連勝とカード初戦での勝利かと、思いきや最後の最後でスルリと滑り落ちていってしまいました。

中崎翔太に代わりクローザーに回ったヘロニモ・フランスアはこれで2試合連続かつ、ここ2週間で3度目の救援失敗。

これだけの立て続けの失敗はあの不安定さな中崎でさえもあまり無かった事態にさすがに呆然としてしまいます。

その3度の失敗と、2度のセーブは全て3者凡退である事から分かるとおり、走者を背負った途端に無意味に投げ急いで自滅しているように見えます。

中崎翔太が走者を背負いながらも、じっくりと投げて何とか抑えていたのと対象的な姿で、はっきり言ってクローザーとしては不適格と言わざるを得ません。

幸い、彼がクローザーを引き継いでからまだ1ヶ月も経っていない状況かつ、あれだけ負けてもまだ勝ち越しは7残っている状況ですから、今一度ブルペンの構成については再検討する必要はあると思えます。

勿論、フランスア自体は素晴らしい投手である事に変わりはありません。

だからこそそういう投手に「出来ない事」を押し付けるべきではないのです。

もっとも、昨日の試合で6点差を追いつかれるという失態を演じた事からも分かる通り、リリーフ陣全体が不安定になってきてはいる訳ですから入れ替えですぎに結果が出るとも思えないのも確か。

今季のカープブルペンは粒揃いの投手が揃っていてにも関わらず、あれだけ頼りないと言われていた投手が一人いなくなっただけでこうもガタガタになるのですから分からないものです。

まあ、いない選手を嘆いても仕方がないのでまずはベンチに色々動かす勇気と工夫に期待したいものです。

 

「出来ない事を押しつけるな」という点では、昨日、今日と終盤の守備に致命的なエラーを重ねた小園海斗。

いずれも消極的な動きの末のミスですから、終盤の緊迫した場面はまだまだ彼には完全に荷が重いという事です。

にも関わらず、田中広輔の連続試合出場を潰してまで意固地になって守備に就かせ続けたベンチには驚き呆れました。

本来、出来るだけ気楽な場面でプレーさせるべきで、たいして実力もない若い選手に多くの物をおしつけた果てがどうなるかは、今や戦力外宣告を待つだけになった某背番号7の選手を見れば分かるというもの。

「ミスを糧にして成長して」などというのは、所詮は無責任かつ節操のない意見に過ぎないという事をいい加減学習するべきなのです。