吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

7/2(火) ●「7月の始まり終わりの始まり」(カープ2019)

広島東洋カープ1-3東京ヤクルトスワローズ

12回戦(カープ6勝6敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 小川3勝8敗

敗戦投手 九里3勝4敗

セーブ投手 石山1勝2敗10セーブ

 

本塁打

(C)-

(S)中山3号大村1号

 

打点

(C)バティスタ

(S)中山①田中①大村①

 

投手

※数字は失点

(C)九里②-遠藤-中村恭-一岡-島内①

(S)小川①-マクガフ-石山

 

先発、九里は6回2失点で試合を作り2番手遠藤は7試合連続無失点。

打線は小川の前に7回をバティスタの適時打による1失点のみ。

拙攻の末に、田中のエラーで勝ち越しを許し3連敗。

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球団記録の月間20勝と歴史的な進撃を見せながら、6月は僅か6勝とこれまた歴史的な転落劇を見せたカープ

月が代わって心機一転といきたいところでしたが、そんな根拠のない希望を打ち砕くような月の始まりと終わりの始まりの予感を感じさせてくれる試合となってしまいました。

全員が全員足を引っ張りあった挙げ句に12球団最低最悪のレベルにまでなった打線。

試合前にイーグルスへのトレードが決まり球場に挨拶に訪れた下水流昴の感動的な激励も、どうやら薄情極まりない根性なしの彼らにはたんなる面倒な社交辞令程度の価値しかなかったようです。

今日も今日で得点の気配すらほとんどせず予防接種を受けるペットの群れの如く淡々と順番に打席に立って適当にスイングしてベンチに戻るの繰り返し。

サビエル・バティスタの適時打にしても、平凡なサードゴロがイレギュラーバウンドしただけの運と図々しさだけの代物。

これだけどいつもこいつもやる気の欠片も見られない以上は、相手が利き手の逆で投げてもバットにボールを当てるのは容易ではなかったでしょう。

そうである以上は打線の組み換えなど無意味な事です。

適当にバットを振っていればいつか当たってくれると思っているおめでたい彼ら同様に我々も適当に試合を眺めてやはりのんびり待つしかありません。

 

前回の登板でプロ初完封という出来すぎな結果と、自身の集中力とスタミナのなさからあまり大きな期待はしていなかった九里亜蓮

さすがに前回同様の快投とまではいきませんでしたが、それでも今日も要所を締めて6回自責点1。

残念ながら6回にショートに居座る名前を呼ぶのももはや煩わしい間抜けの幼稚なエラーで黒星を塗りつけられる事にはなりはしましたが、素晴らしい投球だったかと思えます。

もっとも、こういう苦しい台所事情を救う投手が出てきたとしても、勝ち星をつけられない状況ではその輝きが色褪せるのもそう遠くはないかもしれません。

 

 

 

 

上記で少し書きましたが、この試合の前に下水流が三好匠とのトレードでイーグルスへの移籍が決まりました。

さほど質が高いとは言い難いながらも外野手が飽和状態な一方で内野手が極度に枯渇しているという歪なチーム編成から考えれば非常に妥当かつ適切なトレードではあります。

とはいえ、昨年の土壇場での逆転サヨナラ2ランなどインパクトのある活躍を随所で見せて3連覇に貢献した選手の退団にショックを受けたファンは少なくありません。

結果的に4月の神宮球場での正面のライナーを落球した信じがたいエラーで試合を壊したプレーが、一軍で見た彼の最後のプレーとなってしまったのをはじめ、あまり彼の活躍を球場で見る事がなかった私でも、あの隠れた名曲ともいえる応援歌をもう歌えなくなるのも寂しいもの。

その熱い歌詞同様に熱いプレーでも新天地で勝利を呼ぶ活躍を期待したいと思います。

 

 

 

昂ぶるその魂

バットに宿らせて

飛ばせ情熱の打球で勝利を呼べ