12回戦(カープ8勝4敗)
勝利投手 山井3勝3敗
敗戦投手 九里3勝5敗
セーブ投手 R・マルティネス3敗4セーブ
(C)鈴木19号①
(D)-
打点
(C)鈴木①松山①
投手
※数字は失点
(C)九里③-遠藤-今村-フランスア
(D)山井-谷元-福-R・マルティネス
先発、九里は5回3失点で試合を作れず。
打線は8回まで3安打と見せ場すら作れない展開。
最終回に無死満塁のチャンスを作るも1得点に留まり力負けで5年ぶりの9連敗。
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「借金生活」「Bクラス」「連敗」「拙攻」「失策」。
これらは、カープとそのファンにとって3年前にしばしの別れを告げた筈友人でありました。
その「懐かしく」そして「はた迷惑」な友人があっさりと帰って来て2日ほど。
ファン以上に何よりも選手たちがその友人との日々に居心地の良さを感じているようです。
まあ、今度も楽しく仲良くやれれば良いですね…。
試合はもはやカープの新名物とも呼べるようになったやる気の欠片もない打線が無気力なプレーを披露。
鈴木誠也が実に14試合ぶりとなる本塁打を放ちましたが、そもそも試合に出たくないという気持ちが態度でも表情でもありありな周囲の匹夫どもから見ればどうでも良い事だったのかもしれません。
ようやく、最終回にチャンスを迎えたものの、無死満塁から松山竜平のセコい犠牲フライのみの1点で終わる「帰る時間が遅れるだけそのまま終わってくれた方がマシだった」と呼べる程度の代物。
一部で、最終回の西川龍馬の打棒に称賛が上がったようですが、私に言わせればあんなものは選球眼の極端に悪い選手が適当に振ったバットに運良く当たっただけの何の価値もないマグレ当たりに過ぎません。
というより、ストライクゾーンを平気で見逃しボール球ばかり好んで振り回す頭の悪い打撃に終始する限り、彼にこれ以上の伸びしろはないと断言して良いかと思えます。
逆に言えばこんな選手を主力として頼りにしなければならない以上は、現在の相手チームにとって完封勝ちのつかみ取り大会状態は変わらないでしょう。
メンタル、技術、選手起用と様々な面でカープ打線の急激な劣化…というか腐食について様々な原因が取り沙汰されていますが…どれもこれもことごとく当てはまり過ぎて逆にこれだという決定打もなく誰かのせいにする事すら出来ません。
というより、監督もコーチも選手も…場合によっては対戦相手の投手ですらあまりに打たれなくて訳が分からない状態になっているようにすら見える昨今。
それぐらいこの貧打地獄は根が深くもはや今季中に元に戻すことすら能わないと今日の試合を見て改めて思えます。
少なくとも最終回の攻撃は明日に繋がらないというのはまず外れる事はないでしょう。