阪神タイガース6―5広島東洋カープ
21回戦(カープ10勝11敗)
京セラドーム大阪
勝利投手 浜地2勝1敗
敗戦投手 フランスア6勝5敗6セーブ
セーブ投手 藤川4勝1敗6セーブ
本塁打
(C)―
(T)―
打点
(C)會澤②鈴木①松山①
(T)福留①梅野①大山②糸原①
投手
(C)九里②-中村恭-菊池保-今村③-フランスア①
(T)望月⑤-守屋-能見-浜地-藤川
先発九里は走者を背負う投球で5回1/3 2失点で降板。
打線は序盤から打線が繋がり5得点も終盤は追加点を挙げられず。
8回に今村、フランスアが3点差を守れず、連夜のブルペン崩壊で2連敗。
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昨日に続いて大変やるせない結末の試合になってしまいました。
疲弊が顕著と昨日指摘したリリーフ陣は今日も3点差のリードを守れずという内容。
ここに来てここまで安定してきたブルペンが遂に完全崩壊してしまいました。
いわゆる「勝ちパターン」を担っていたヘロニモ・フランスアは明らかに疲労の極みに達していますし、今村猛も限界説を改めて証明した形。
また、菊池保則や、中村恭平、中崎翔太がまずまずの結果は残しているものの正直、彼らの今の実力では好調を維持できるとは到底思えません。
つまり、正直打つ手は見当たらないというのが現状です。
もっとも、現状ではカード負け越しは7カードぶりで4位との差も4.5ゲーム。
11連敗を喫した時点で目標は3位以上の確保に切り替わっている訳ですから、その部分で考えればさほど落胆する事ではないかもしれません。
とはいえ安定しない先発陣に、好不調の波が激しすぎる貧打と様々な要因で、快進撃と同じぐらいに長い低迷も見せてきたのが今季のカープ。
残念ながらシーズンに本格的に幕を引く次の大型連敗の要因はこれで確定したといえるかと思えます。
継投において約束事がないチームが上を目指すのは無理な話というものですが果たして…。