18回戦(カープ11勝7敗)
勝利投手 ロメロ7勝9敗
敗戦投手 大瀬良10勝7敗
セーブ投手 岡田2勝1敗8セーブ
(C)-
(D)福田13号①
打点
(C)松山①
(D)福田①高橋①阿部①藤井①
投手
※数字は失点
(C)大瀬良④-中村恭-遠藤-フランスア
(D)ロメロ①-藤嶋-ロドリゲス-岡田
先発、大瀬良は5回まで無失点も6回2死から連打を浴びて4失点KO。
打線は松山の適時打で先制も序盤から好機を逃し続けて1得点。
投打で圧倒された末の逆転負けで2連敗。
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内容的には完全に負け試合でありながらカード勝ち越しを果たした前回と打って変わってこのカードでは現実を思い知らされる事となりそうです。
前回登板で気迫の籠もった投球で耐えて完投で4年連続二桁勝利を果たした大瀬良大地でしたが今日は中盤で力尽きる形となりました。
6回表に自信が安打を放って好機を作ったにも関わらず、追加点が入らない展開で限界を迎えてしまったかのようなよう。
もっとも、これについては仕方ないことかと思います。
結局のところ、ある程度ベースとなるリードが序盤からないとどんな投手でも耐え抜くのは困難というもの。
それに加えて今のカープはリリーフ陣もボロボロで大瀬良に限らず誰が先発しても無失点で9回まで凌ぐことなんてありえないぐらいの酷さなのですから。
仮にあのまま6回を抑えたとしても以降のどこかで失点を喫するのは時間の問題だったとすら思えます。
残念ながら最小得点を凌げるほどの力はもはやこのチームのどこにも残っていないという事です。
そうであるなら序盤から纏まったリードが必須なのですが打線もそれを果たせず。
多くのファンの期待に応えて満を持してスタメン復帰した長野久義が、2度の好機を潰して打線を分断した事が結果的に響きました。
これだけチームが低迷しているにも関わらず彼ほどの実績のあるベテランが何故1軍に呼ばれないのかという理由が分かるかと思います。
結局のところ、「慣れてない守備位置だから」「常時スタメンでないと」と無責任な言い訳と、擁護しか出てこないような選手に居場所などないという事です。
まあ、移籍当初からあれだけコンデションもモチベーションも低調な選手がいきなり活躍することなどあり得ないという現実を思い知ることが出来てファンとしても良かったのかもしれません。
勿論、敗れたのは彼のせいだけではありませんし他の下位を打っている選手も大差ない酷さですが…大きすぎる期待とは裏腹に今日の彼のやる気の見られないプレーを見ていると残念ながらそういう事しか思い浮かばないです。