22回戦(カープ13勝9敗)
勝利投手 岡田3勝2敗11セーブ
敗戦投手 レグナルト6勝3敗
セーブ投手 祖父江3勝4敗1セーブ
(C)-
(D)京田3号①
打点
(C)鈴木①會澤①
(D)大島①福田①京田①
投手
※数字は失点
(C)床田①-中村恭-菊池保-フランスア-レグナルト①
(D)小笠原②-三ツ間-藤嶋-福-R・マルティネス-岡田-祖父江
先発、床田は5回に連打で2失点を喫し6回で降板。
打線は序盤に野選と適時打で2点を先行も以降は繋がらず。
延長10回にレグナルトが被弾し逆転負け。
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あれだけ敵地でコテンパンにされていたにも関わらず昨日の試合で年間勝ち越しを決めていたこのカード。
要因は、こちら以上に相手チームが敵地で弱い…というより1勝も出来ていないという事にありました。
今日も今日で相手がバッテリーミスを連発して「相性の良さ」を発揮するかに思われましたがそうはなりませんでした。
逆転負けではあります。
しかし、こちらは特に大きなミスはありませんでしたし、むしろ長野久義の好捕など随所で好プレーがありました。
追いつかれてしまったとはいえ先発投手はしっかりと試合を作りました。
しかし、それでもあっさり逆転負けを喫したという事実はもはや「相性」などというオカルトが介在し得ない今の両チームの戦力の差、実力の差という事かと思います。
主に繋がりも迫力もない打線と、質も層もどん底なブルペンという意味で。
特に昨日は3得点で今日は2得点ともうシーズン何度目か数えるのもバカバカしいぐらいの失速を見せている打線。
はっきり言ってやる気の欠片も見られないような打棒ばかりで、心穏やかにカープを応援したいと思うファンは是非こちらの攻撃の時間だけチャンネルを変える事をオススメしたいぐらいです。
残り10試合を切ってしまった訳ですからもう少しやる気を見せて欲しいと思えます。
それにしても、そのやる気のない奴らからの雀の涙程度の援護で投げ続けた先発の床田寛樹。
2点のリードを追いつかれてしまったとはいえ、あまりの不幸ぶりに責めるどころか可哀想になってきてしまいます。
残り試合を考えれば、悲願の二ケタ勝利の可能性は完全に潰えましたし、それどころか序盤の堂林のとんでもない送球を捕球した際に足を捻った可能性もあります。
伝統的に左腕の育成が下手くそなチームにあって積み上げたQSが15と歴代でもトップクラスの活躍を見せながら打線とリリーフ陣に自らのそれを消され続けて7勝…。
もはや「投げる不幸」と形容してもいいぐらいの悲惨さです。
こういう不運極まりないかわいそうな投手を作ってしまったのが今季このチームが失敗に終わった最大の要因と言えるのかもしれません。