吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

2/23(日)○「緋寒桜の如く」(カープ2020)

広島東洋カープ14-2阪神タイガース

オープン戦(カープ2勝)

コザしんきんスタジアム(沖縄市球場)

 

勝利投手 DJ.ジョンソン(1勝)

セーブ投手-

敗戦投手 藤浪(1敗)

 

本塁打

(C)-

(T)-

 

打点

(C)鈴木誠①上本②野間②堂林②會澤①小園②宇草①正随①

(T)陽川①梅野①

 

投手

※数字は失点

(C)大瀬良①-フランスア-DJ.ジョンソン-K.ジョンソン-スコット

(T)ガンケル-藤浪③-能見⑤望月③-飯田①

 

先発、大瀬良は3回に捕まり1失点も打線が中盤から反撃し堂林、會澤の猛打賞の活躍などで6回の一挙7得点を含む大量得点で逆転。

2番手以降の助っ人投手リレーも計1失点に留めて16安打14得点での大勝を飾る。

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大瀬良大地が昨年同様の力が抜けるようなスロースターターぶりを披露して先制を許す展開でしたが…私のようにサンフレッチェ広島を応援していて試合をまったく見ていなかったようなファンは結果に大変驚いた事でしょう。

なにしろ昨日と同様に藤浪晋太郎を始めとする相手投手の自滅や江越大智の考えられないようなエラーなどにより何ともハチャメチャな試合となってしまったのですから。

出場した選手のほとんどが出塁もしくは打点を挙げたこの試合。

「バットが持てないプロ野球選手」こと上本崇司の2打点(いずれも押し出し)に至っては何かの冗談か間違いとしか思えず何度も画面を見返してしまったぐらいです。

 

しかし、そんな中でも注目だったのは初安打に続いて乱調だったとはいえ今日はかつて球界を代表する左腕だった能見篤史から適時打を放ったうえに次の打席もやはり左腕から安打を放ったルーキー宇草孔基。

昨日に続いての活躍は目をみはるものがあります。

内野に比してある程度の層がある外野陣ですから開幕一軍は厳しいかと思いますが、何とかこの調子を維持して欲しいものです。

 

また、大瀬良以降の投手陣も春先の調子が心配されたヘロニモ・フランスアが無難な投球を見せたのを始め、一軍を争うライバルたちも、「髭が凄い」DJ.ジョンソンや「ヨハネスブルグ出身という経歴が目をみはる」テイラー・スコットがこれまた無難なお披露目を果たし一安心だったように思えます。

まあ、新戦力が散々だった昨日に比して…ですけれども。

 

で、ここまで書いてきてまったく触れてなかったのですが勿論分かっています。

多くのファンの耳目を今日独占したのは、上記の事柄よりやはり3安打2打点で活躍した堂林翔太だと言うことは…。

ところで「広島で一番早く咲く桜」で知られるJR海田市駅の緋寒桜(寒緋桜とも)をご存知でしょうか?

大体、旧正月頃に咲き始めて、丁度カープがオープン戦の戦っている頃に満開を迎え開幕する頃には散るそうですが…まるで誰かさんの今日の活躍ぶりのようですね…。

 

ちょっと意地悪な言い方をしましたが確かに昨年、サヨナラ打を放った時のファンの号泣を目にして感激したエピソードを始め、些末な事でも美談となってしまうぐらいに実力の割に人気のある選手の活躍は嬉しいもの。

のみならず実際、打撃でもこれまでの力みは消えたような打棒になってきているようにも見えます。

とはいえ、オープン戦序盤で多少目立ってその後は尻すぼみになって開幕の頃には話題にすらなってないというのが、例年の堂林ですからあまり期待するものではないのも確かです。

さて、この緋寒桜ならぬ「堂林桜」は3月半ばまでには散ってしまうか?

それとも秋まで咲き誇る事が出来るか?

何とも興味深いですが、あまり期待せずに眺めておきたいと思います。