3/8(日) △「不安しかない週末」(カープ2020)
オープン戦(カープ5勝2敗1分)
(C)鈴木誠2号①
(L)山川1号①2号①
打点
(C)鈴木誠①會澤①菊池涼①
(L)山川②木村①
投手
※数字は自責点
(C)森下-岡田①-菊池保①-DJ・ジョンソン①-スコット
(L)松坂②-平井①-増田-輿座
先発、森下が5回3安打無失点の好投を見せると打線は鈴木誠の2試合連続の本塁打などで3得点を上げる。
リリーフ陣は山川に2打席連続弾を浴びる3点差を守りきれず。
連日のリリーフ陣の綻びで2試合連続未勝利となる引き分け。
------------------------------------------------
コロナウイルス蔓延に伴う無人でのオープン戦を強いられるカープとカープファンにとって開幕戦延期の可能性という更なる試練が訪れました。
ただでさえオリンピックのせいで日程がめちゃくちゃになっているこの状態で、更に延期となるとまともにシーズンの日程を消化出来るか不安しかありません。
もっとも、この問題に関してはもはや一つの球団は勿論、プロ野球という枠組みすら大きく超えた問題です。
ですから、私達が出来ることは予防に努めつつ経緯を見守るぐらいしかできないでしょう。
一方、それとは遥かに矮小ではありますが別の不安を賢明なるカープファンは過ごしているかと思います。
「ブルペンが悲惨過ぎる」という意味で…。
今日の先発は、自身が生まれた頃の高校球界のスターであった松坂大輔と投げ合うという形で本拠地初見参となった森下暢仁。
ビビナーズラックという側面があるものの、球界随一の威力を誇るライオンズ打線相手に無失点のみならず8奪三振という好投で期待に答えてくれました。
上記の日程の問題はあるものの、何とかこの調子を続けて欲しいものですが…その森下の好投を台無しにしたのはやはりリリーフ陣。
岡田明丈、菊池保則、DJ・ジョンソンはまったくお話にならない投球であっという間に3点差を追いつかれるという醜態をさらしました。
最終回に登板したテイラー・スコットこそ3者凡退に抑えたものの、対戦した相手は、開幕スタメンはおろか1軍ベンチにいるのかすら怪しいレベルの選手ばかりで、あまり参考にはならないでしょう。
2番手3番手以前にクローザーすら決められない悲惨さを改めて見せつけられた気分です。
また、野手においても3度に及ぶ犠打の失敗や失点に繋がるエラーがあったりと僅差の試合終盤を勝ち抜くうえでやってはいけない事のオンパレード。
現状では、先発が7イニング以上投げぬき打線が序盤に長打を打ちまくる以外に勝てる戦い方が見当たらない低レベルさしか感じられないのは大変残念です。
様々な意味で不安しかない週末でした。