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カープと趣味の日記

6/2(火)●「はじめの一歩として」(カープ2020)

阪神タイガース3-2広島東洋カープ

練習試合

阪神甲子園球場

 

本塁打

(C)メヒア①高橋大①

(T)ボーア②

 

打点

(C)メヒア①高橋大①

(T)ボーア②糸井①

 

投手

※数字は自責点

(C)K・ジョンソン-藤井②-高橋樹①-DJ・ジョンソン-菊池-塹江

(T)青柳-谷川-守屋-小川①-高野①

 

先発、K・ジョンソンは3回無失点も藤井、高橋樹が失点し3失点。

打線は試合後半にメヒアと高橋大の本塁打が飛び出すも2得点に留まる。

2ヶ月ぶり対外試合も3月オープン戦以降で10連敗を喫す。

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世界中のアスリートとそれを愛する私達にとって悪夢としか言いようがないコロナ禍により長期の開幕延期を強いられてきたカーププロ野球

無観客でのオープン戦に無期限の開幕延期を経た後、検討に検討を重ねた末に考え出されたのは西日本と東日本でブロックを作って開催する練習試合に、場所を集中する為に長期のホームとロードを繰り返す歪なかつ過酷な試合日程でしたが…。

正直、ここまで公平性をかなぐり捨ててまで日程消化に万全を期さないといけない以上、優勝云々などという目標は今季に関してはあまり大きな問題にはならないようにすら思えます。

 

しかしともあれカーププロ野球が2ヶ月の沈黙の末に帰ってきました。

その事実に私含め多くのファンが喜びを噛み締めた事かと思います。

 

そして、カープに用意された最初の舞台は期せずして多くの歴史上初となる春夏大会いずれも中止という高校球児たちにはあまりに残酷な結末を経た甲子園球場となったのもまた因果な事です。

 

こういう開催する事自体が奇跡にすら思えるこういう特別な試合を寸評する事の意義があるのかどうかは分かりませんが…敢えて言わせて貰えれば試合自体は内容も結果も低調なだけの凡戦ではありました。

試合は普通に負けてオープン戦から対外試合10連敗を記録。

もっとも、K・ジョンソン、菊池保則ら主力が無難に抑え、アレハンドロ・メヒアと高橋大樹本塁打でアピールはしましたし、失点したのは藤井皓哉や高橋樹也といった能力的に大きなアピールなしではどう考えても開幕1軍はなさそうなレベルの投手のみ。

DJ・ジョンソンがオープン戦の時期同様にまったく期待外れに見えるという事以外、当たり障りは特になかったように見えます。

春先にあれだけ酷い試合を繰り広げたチームがまともな練習も出来ない状況で改善する事はまずあり得ない事ですから、まずは選手たちが曲がりなりにも試合をしている姿に今日は大いに喜ぶべきと余計に思えてきます。

本当に開幕を迎えられるかまだまだ余談は許さない厳しい状況ですが、シーズン開幕と完遂という希望へのはじめの一歩として…。