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カープと趣味の日記

06/03(水) ●「劇的変化を望めないのは理解しても」(カープ2020)

阪神タイガース10-3広島東洋カープ

練習試合

阪神甲子園球場

 

本塁打

(C)メヒア②

(T)ボーア②福留①江越①

 

打点

(C)メヒア②磯村①

(T)糸井②ボーア②福留①小野寺①近本②熊谷①江越①

 

投手

※数字は自責点

(C)九里-中田②-一岡⑦-藤井-フランスア①-スコット①

(T)ガンケル-藤川②-飯田①

 

先発、九里が4回無失点も一岡が7失点を喫するなど合計10失点。

打線はメヒアの本塁打で先制も3得点のみと低調。

投打で振るわず大敗を喫し3月以来対外試合11連敗。

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試合開始直前に急遽、東京ドームでの読売-ライオンズ戦が中止になるというニュースが入ってきました。

後の発表で選手へのコロナウイルス陽性が判明したとの事でファンは勿論、選手たちも改めて今、置かれている状況の過酷さを思い知らされた事かと思います。

開幕の予定を急遽変更するなどの措置を現状では取るつもりはないNPBの判断は現状では大きな問題はないものの、やはり長いシーズンを通じて一人も感染者が出ないという甘い前提は成り立たないようです。

また、練習試合と異なり公式戦となると、無観客でも放映権料など多額の費用や人員が動く事になる訳ですから今日のように急遽中止という判断をすぐに出して良いものか主催者たる各球団独自で判断は困難に思えます。

そうなると、やはり今のうちに選手が感染した場合の対応や、その後のシーズンの進め方の判断基準などが開幕までに早急に準備する必要となってきます。

もっとも、そんな事は私が言うまでもなくNPB初め関係各所が懸命に準備を進めている最中かと思いますが…。

とにかく今は無事に開幕を迎えられる事を祈るしかありません。

 

まあ、こういう暗い話題を振り切る為にも気を取り直して今日のカープの試合に目を向けみるとしましょう。

今日の先発の九里亜蓮は4回無失点で抑えて上々の滑り出しを見せた他、打線ではアレハンドロ・メヒアが練習試合では2試合連続となる本塁打を放ち、ホセ・ピレラも2安打などそれぞれ活躍を見せてはくれました。

しかし、結果からすればそれだけで全体的に見れば打てず守れずの惨敗で純粋に競技面だけを見れば開幕に希望がもてるものではありませんでした。

特に酷いのが3月末の時点で「開幕前から崩壊」の呼び声が高かったリリーフ陣。

中田廉一岡竜司ヘロニモ・フランスアと本来ならいずれかがブルペンの柱とならなければならない投手が失点と散々な内容と結果。

特に1イニングを完了もできず7失点も喫した一岡に関しては開幕にはもはや間に合わないかとすら思える惨状です。

3月にあれだけ酷い状況だった訳ですから劇的変化は望めないのは当然ですし、練習不足が祟って余計に酷くなるのは仕方ないかもしれませんが…正直、プロ野球としての興行が成り立つレベルに達しているのかですら不安になってきてしまいます。

勿論、練習試合という投手に勝ち負けもつかなければ記録にも残らない試合に大勝したとしても何の意味もないのは分かりますが…これだけまったく内容も結果も散々な試合を繰り広げるとそうとも言えないでしょう。

内外において今日は本当にどん底に突き落とされるような日だったと改めて思えます。