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カープと趣味の日記

6/7(日)●「いきなり在宅勤務の新入社員のような…」(カープ2020)

オリックスバファローズ6-3広島東洋カープ

練習試合

京セラドーム大阪

 

本塁打

(C)

(Bs)ロドリゲス②

 

打点

(C)田中①ピレラ②

(Bs)ロドリゲス②小田①後藤①

 

投手

※数字は自責点

(C)森下④-塹江-DJ・ジョンソン-フランスア

(Bs)山本由③-比嘉-山田-ヒギンス-神戸

 

先発、森下は初回から3失点すると以降も毎回走者を背負う投球で5回途中でKO。

打線は4回まで無安打の後5回に田中とピレラの適時打で3得点も以降は繋がらず。

ルーキーが大きく崩れ序盤から先行される惨敗。

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いきなりコロナ禍の話を蒸し返すようですが…。

緊急事態宣言が解除されて在宅勤務体制が緩和された今、今年学校を出たばかりの新入社員の姿を職場で初めて見たという勤め人の方も多いかと思います。

思えば、今季の新卒の方は大変です。

社会人になったかと思えば入社式もなく、いきなり在宅勤務もしくは自宅待機になって環境に慣れる機会も与えられないままで本来なら研修等を受けていよいよ本格的な現場へ入り込むという時期でこの状況なのですから。

そんな「いきなり在宅勤務の新卒社会人のような」という表現の状態の選手と言えば今日、先発しながら結果も内容も残念極まりないものとなってしまった森下暢仁でしょう。

初回からいきなり長打を浴びて早々に失点をするとその後も球威、制球、スタミナとローテーション入りが確定している投手とは思えないような惨憺たるもの。

ちなみにここまで負けに負けまくっているカープですが、先発に関してはクリス・ジョンソン、九里亜蓮、大瀬良大地、床田寛樹と、ローテーション入りが確定している投手たちがまずまずの結果と内容を見せてくれてはいました。

それだけの今日の森下の明らかな調整失敗に見える出来は余計に悪目立ちしてしまいます。

 

とはいえ、それに関してはやはり上記の新入社員の方々と同様に事情が事情だけに仕方ありません。

そもそも、これだけシーズンが順延されてチームが一度は解散してしまうなんてのは誰も経験したことがない事態なのですから。

正直、開幕までに立て直せるとは到底思えませんし、ローテーションでの活躍は明らかに過剰な期待としか言いようがありません。

それでもチームの苦しい投手事情もありますから何とか次回の頑張りを期待しましょう。

 

さて、練習試合が再開してから1週間を消化しましたが、カープは攻守共に悲惨極まりない内容で1勝5敗という結果。

合計スコアも35-19と散々なもので、他チームに比べても明らかにオープン戦以降から継続して調整が失敗している現実を思い知らされました。

開幕まであと2週間程度ですが、森下の投球同様に劇的な改善はもはや望めないでしょう。

多くの苦難を乗り越えた末に待ち焦がれていた待望の開幕は、残念なものになるのは確定的です。

今から我々はそれを見る心の準備をした方が良いかもしれません。