練習試合
打点
(C)西川②鈴木①メヒア②小窪②會澤①
(T)北條①
投手
※数字は自責点
(C)K・ジョンソン-中田-高橋樹①-今村-中崎-スコット
先発ジョンソンは4回無失点でリリーフ陣も中田、今村、中崎、スコットが無失点。
打線は5回に集中打で先制すると6回7回にも加点し8得点。
中盤に突き放す展開で練習試合再開後の初本拠地戦を勝利で飾る。
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3月の練習試合中断から約2ヶ月ぶりの本拠地での試合となったカープですが、練習試合再開後の6試合で僅か1勝とボロボロの状態での帰還。
その最大の要因はもはやプロのレベルとは思えないぐらいに結果も内容も悲惨極まりないブルペンなのは言うまでもありませんが、今日は珍しく…というか練習試合再開からは初めて最小失点という結果を残しました。
今日から中崎翔太と今村猛が合流した効果…と言いたいところですが無失点に抑えたとはいえさほど説得力のある投球に見えず、この二人が希望の光となるとは思えません。
まったくの未知数のテイラー・スコットが事実上の中心で高橋樹也のようなあれだけ実力不足を露呈している投手を左腕不足から未だに登板させないといけない程度の「白紙の競争」を騙ったレベルの低い「一軍登録の譲り合い」に終始しているブルペンの寂しい現実は今季は何度も思い知らされる事でしょう。
一方、先発のクリス・ジョンソンはそんな次元の低い周囲に惑わされずに今日もしっかりと投げてくれました。
このレベルの投手だと練習試合程度の内容や結果でどうこう言うのは失礼というものですが、これだけ後ろが酷い状況だとストレスの溜まる登板が続きそうな予感もするだけに何とか耐えて欲しいものです。
一方、西川龍馬の「何のスポーツの得点シーンなのか分からない」奇妙な適時打で先制以降、先週はなかなか出なかった適時打を中心に得点を挙げた打線。
中でも注目は投手陣の低迷により事実上1枠となった助っ人野手のポジション争いを繰り広げるアレハンドロ・メヒアとホセ・ピレラでしょう。
どちらも攻守とも安定感が無きに等しく、特に守備に関しては「そのままベンチにいてくれた方がマシ」と言える程度な事をはじめ決してハイレベルとは言い難いですが決定的な仕事が出来ているメヒアに一日の長があるように見えます。
しかし、頑迷にもピレラを「内外野両方守れるマルチな能力の選手」と盲信するベンチはそうは見ていないようにも思えます。
はっきり言って、彼は「内外野守れる」ではなく「内野のグラブも一応所有していて下手な物真似しかできない」という程度の選手。
ベンチはその現実を素直に受け入れて欲しいものです。